内容説明
ベストセラー作家スティーヴン・プレスフィールドが、なりたい自分になろうとする気持ちを邪魔する“内なる障害”について、シャープかつ痛烈な分析を展開する。あなたが、自分の中にある「レジスタンス」(“内なる障害”を彼はこう呼ぶ)の存在を認め、それに打ち克ったとき、創造性の扉が大きく開かれるのだ。面白く読むうちに心をゆさぶり、アーティストや起業家を目指すすべての読者のやる気を呼び覚ましてくれる、とっておきの一冊。
目次
第1部 敵を知る
第2部 プロになる
第3部 さらなる高みへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
19
ただの自己啓発書だと思って読み始めたが、いい意味で期待を裏切られた。人は何かをやろうと思っても中々できない。それはレジスタンスと呼ぶ己の中の抵抗勢力のせいだとする説明は面白かった。何かを始める時、友人知人からは「お前には無理だ」「今から始めても遅すぎる」等、ネガティブなことを言われるがそれを覚えてる自分の中のレジスタンスをなんとかしなきゃならない。2022/03/05
カズユキ
5
タイトルに惹かれて読みました。 著者さんはなりたい自分になろうとする時の内なる障害を「レジスタンス」と表現し、対処法等を詳しく解説してくれています。 なかでも脚本を担当した映画が当たらなかった時のエピソードが特に印象にのこっています。 「死んでも辞めない」覚悟を持って、私も日々生きたいですね。 2024/02/21
dexter4620
3
9年ぶり2度目の読了。前回同様にレジスタンスの考え方や、プロとしての生き方に共感。まずは椅子に座ること。神様の力を借りるという考え方も、以前に比べて理解できるようになってきました。2023/10/01
i
2
筆者は友人や家族に頼ってはいけないと冷たく読者を突き放す。 しかしそれは彼の愛ある鞭でもある。 一人で生き抜くという強さを身につけて初めて敵と戦えるのだ。 本筋ではないが彼は原理主義者を非難することはできないという。それは私も全く同感である(罪を償わなくてもいいという意味ではない)。生まれた環境が違っただけであって人生に絶望してしまうような境遇を味わっていたら誰でもそちら側の人間になってしまう可能性はあるのだ。 さて、私も内なる敵と戦って授業に出るとするか。2018/12/17
ぴよよ
2
スピリチュアル的な話が多過ぎて全く共感できなかった。会社の本なので、自分で買った本ではなかったことだけが救い……2018/08/14
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