内容説明
絶えることのない殺し合い、抑圧、戦争。そして阪神・淡路大震災での行政による「棄民」。「これは人間の国か」の思いのたけを、あますところなく書き貫いた渾身の書き下し1800枚。
目次
1 「戦後」とは何か・その指標、基本
2 「第三世界」の「告発」と「革命」
3 ゆたかさがもたらしたことを考える
4 さまざまな異者・さまざまな排除
5 「社会主義世界」の崩壊とその後
6 岐路に立つ世界
7 「人間は殺されてはならない」・その論理と倫理
8 「阪神・淡路大震災」以後・これは「人間の国」「人間の文明」か