終末論の系譜―初期ユダヤ教からグノーシスまで

個数:

終末論の系譜―初期ユダヤ教からグノーシスまで

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月18日 15時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 576p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480847478
  • NDC分類 191.6
  • Cコード C0016

出版社内容情報

ユダヤ教から生まれた終末思想はいかにイエスへ継承されたか。聖書正典・外典偽典等の史料を渉猟して変遷を辿る渾身の書き下ろし。ユダヤ教の中から生まれた終末思想はいかにしてイエスに継承されたのか。聖書正典のほか外典偽典等の史料を渉猟し、現代思想との対話も試みる渾身の書き下ろし。

大貫 隆[オオヌキ タカシ]
著・文・その他

内容説明

この世の終わりには何が起こるのか―誰もが一度は夢想し、不安を覚えたことがあるに違いない。聖書の世界では、紀元前二世紀のユダヤ教のなかでこの不安が深まり、そして独特な終末論が生み出された。終末思想はいかにしてイエスに継承されていったのか。聖書正典のみならず外典・偽典その他の史料を渉猟し、さらにはベンヤミン、ガダマー、アガンベンなど現代思想家との対話も試みる。これまでの著者の思索を集大成した渾身の書き下ろし。

目次

第1部 初期ユダヤ教の終末論(預言者の終末論;バビロン捕囚以後の地上的・政治的終末待望;「天上の神殿」の表象と神秘主義 ほか)
第2部 イエスと新約聖書の終末論(「神の国は近づいた」―イエス;「人の子」イエスの再臨―パレスチナの原始教会;過去の中に到来している未来―パウロ ほか)
第3部 二世紀の終末論(「新預言」―モンタノス主義;万物の発出と回帰―グノーシス主義;連続的創造―エイレナイオス)

著者等紹介

大貫隆[オオヌキタカシ]
1945年生まれ。静岡県出身。東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻博士課程修了。1979年ミュンヘン大学にてDr.theol.取得。東京女子大学助教授、東京大学教授を経て、東京大学名誉教授。2010‐14年自由学園最高学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hide

11
ミッションスクール生活で育まれた自分のキリスト観・キリスト教観が大きく揺さぶられる、難解だが大変刺激的な一冊だった。膨大な先行研究をもとにここまでの本を、あえて一般向けに出した著者と出版社の熱意にただただ頭が下がる。/世界の終末の在り方とそこでの「神の子」の役割がどのように変遷してきたかの思想史を、旧約聖書・新約聖書・偽典外典・教父文書すべてを相対化して解き明かしていく。迫害と流浪の中で選民思想に縋るユダヤ教徒・キリストの復活と救済を切望する初期キリスト教会など、それぞれの切実さに胸を打たれた。2022/03/20

テキィ

7
非常に難解な概念を明瞭に語る知性に感動する本。 読書体験こそ、現世からの解放かもしれない終末論。 new orderのベスト盤を聴きながらだとなおさらか。 2019/06/13

スプリント

6
ユダヤ教からキリスト教に引き継がれた終末思想について比較分析をしています。「預言」の解釈は時の政治情勢や民族の置かれた環境によって様々に変異し分岐していったことがわかります。2019/02/24

黒とかげ

0
難しすぎる…。素人では太刀打ち出来ない。いつかもっと勉強した後にまた読もう。2019/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13344274
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。