今、ここからすべての場所へ

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480842879
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「人生は、私たちを抱きしめてくれる」──脳科学者が見つめた社会と人間。不可思議な喜びに満ちた世界に産み落とされた不条理と歓喜を存分に味わう珠玉のエッセイ集。

内容説明

世界を「肯定」する意志。だれよりも真摯な目で見つめた脳科学者の5年間の思索の集積。森羅万象が輝きはじめる、祈りのようなエッセイ集。

目次

1 不思議なものたちの気配
2 旅することの恵み
3 地球賛歌を受けとめて
4 無限に向き合う思い
5 今、ここからすべての場所へ
あとがき 旅することが私たちの宿命ならば

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)。理学博士。「クオリア」(感覚の持つ質感)を手がかりに脳と心の関係を研究する傍ら、脳の可能性を伝えるあらゆる活動に疾走する。2006年よりNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』キャスターを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチ

14
美しいエッセイで、筆者の世界の捉え方に感銘を受ける。ベルリンの壁の上、ビッグバンの1秒前。今、ここから何処へでも行けるぞと、熱く語りかけてくる。2020/01/03

ありんこ

5
今までの人生の過去の積み重ねを振り返ることで、その人にとって大事な「聖なるもの」が何かに気づき、またこれからを生きていくことができる。茂木さんの知識の広さ、深さ、表現力の素晴らしさにいつまでも浸っていたくなりました。2011/02/27

qualia

3
読み応えのある記事をまとめた、心理的なボリュームのある本。

じゅんじい

2
「自分の魂の奥底にある『本当のこと』に出会うために、人は旅をしなければならないのだとしたら、そのような世界の様々との共犯関係は、いかに愉しい時を人生にもたらしてくれることであろう」この本では、茂木さんが世界の街で愉しくすごした時と、その偶有性から得る気づきをしばし、共有することができるかもしれません。2016/07/03

あいくん

2
☆☆☆古代ギリシャには逍遙学派と呼ばれる人たちがいました。 歩くことは深い思考への効果的なものであることは昔も今も変わらないです。 街を歩いていて気づくことも茂木さんはよくあるそうです。モーツァルトの音楽の素晴らしさが取り上げられています。モーツァルトばかり聴く暮らしを二週間続けたら茂木さんは気分が高揚して精神が明晰になったそうです。嫌なことにも耐えられると思いました。夏目漱石の「即天去私」「非人情」も出てきます。漱石は、人と人との温かい交情を描きながら人間関係におぼれないという姿勢がありました。 2016/01/11

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