出版社内容情報
世間の常識に「無邪気」で向き合い、もっと自然に心を解き放つ。季節に寄り添い自然と親和する。禅語の世界の豊饒を墨蹟と達意の文章で綴る。魂の禅的生活実践篇。
内容説明
かみしめ、味わい、深く呑み込む。季節の巡りに身を添わせ、自然と親和して、やがて言葉を超えてゆく。禅語の世界の豊饒を、老師二十四人の墨跡と達意の文章で紹介。日常に風が吹き、もっと自由になる「禅的生活」実践篇。
目次
年新た
春立つ
夏来り
秋を訪う
冬篭もる
無季
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年福島県三春町生まれ。慶應義塾大学文学部卒。天龍寺専門道場にて修行。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺副住職。また、2001年「中陰の花」で第125回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
12
月別になっているので、覚える動機がつけやすい。2016/01/03
マサトク
0
禅語墨跡の親しみやすい解説書。玄侑宗久さんは、大所高所のものを分かりやすく噛み砕いてくれる能力がすごく高いなあと実感する。座右にあっていい一冊。2014/01/18
kinoko-no
0
茶道の稽古でお茶杓の銘を考えておくため、季節の言葉や禅語を学ぼうと読みました。自然の様子を表現しつつ、人の世のことを語っているこのような日本の言葉は大変美しく、感性に響いてきます(禅の言葉なのでもとは中国ですが)。2009/02/14
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