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出版社内容情報
親友ルネのまなざしを通して姿を現すドゥルーズの特異なユートピア。ドゥルーズ/ガタリへの親愛にみちたオマージュ。
内容説明
親友ルネ・シェレールのまなざしを通して姿を現すドゥルーズの特異なユートピア。それは主体の外で形成される主観性、群衆のなかを彷徨する非人称的な人間のユートピアである。そのトポスを逃走の線に沿って描き出すエクリチュールのなかに今も脈々と生き続けるドゥルーズおよびガタリへの親愛にみちたオマージュ。
目次
第1章 プレリュード 生き生きとしたドゥルーズ―友情あふれる態度
第2章 エクリチュール、生
第3章 ドゥルーズのデモン(非人称的なもの1)
第4章 人間のみHomo Tantum(非人称的なもの2)
第5章 生成変化のパラドックス
第6章 欲望の力―ドゥルーズと習俗
第7章 真実への非プラトン的な道―再検討された同性愛
第8章 魂の工場―ジル=フェリックス
第9章 主体の外の主観性
第10章 ドゥルーズとユートピア
著者等紹介
シェレール,ルネ[シェレール,ルネ][Sch´erer,Ren´e]
1922年生まれ。哲学者。エコール・ノルマル卒。1969年、シャトレ、フーコー、ドゥルーズとともにパリ第八大学の創設に関わり、以来、同大学で情熱的に教育にあたるなかで、ドゥルーズとの友情を深める。フッサール、ハイデガーに関する研究を発表するかたわら、五月革命前夜からは、フーリエのユートピア思想に着想を得た独自の哲学を展開。1991年に同大学を退官後も、名誉教授としてセミネールを開くなど精力的な活動を行っている
篠原洋治[シノハラヒロハル]
1959年生まれ。早稲田大学、慶応義塾大学大学院を経て、1990年から1995年までパリ第八大学に留学。ジャック・ランシエール、ルネ・シェレールに師事。専門は思想史。現在、慶応義塾大学、一橋大学ほか非常勤講師
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