目次
信念と力とエコロジー
精神世界と社会運動の融合
忘れられた都市―法輪を転じる
自己と社会
すべての覚者たちの母―第二の転法輪
慈悲の三つのレッスン
シュラマダーナ―エネルギーの分かち合い
サルボダヤ―すべての人びとのめざめ
シャンバラの戦士
自己の緑化
時間を経験し直す
未来の存在たちと盟約を結ぶ
〈深い時間〉の瞑想
第三の転法輪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みか
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ジョアンナが導き出すのは、「恋人としての世界」と「自己としての世界」です。「部分は全体を含む」というニコラウス･クザーヌスの世界観や、華厳仏教のリアリティ観を一般システム論、すなわち科学の領域からも証明しているのは、驚きでした。 ジョアンナが提唱した世界観は、アルネ・ネスの「関係論的全体場」という世界モデルを宗教的、システム論的アプローチで示しているのだと思います。これもひとつの、究極的なディープ･エコロジー的実践の帰結なのでしょう。2008/07/23
