内容説明
代表的なマザー・グースの研究書3冊を調べると、マザー・グースに関連する地名はロンドン市内を除いて83カ所。しかし、そのうちガイドブックに載っているのはほんの一握りしかないことがわかります。同じ地名も多く、最多はノートンの21カ所。著者は3年半の留学期間中、地図を片手に縁の地と思われる場所を訪ね歩き、生活の中に生きているマザー・グースを取材、撮った写真は4,000枚。そこからセレクトした写真と文でユニークな英国案内書を仕上げました。
目次
キラキラ星
猫にバイオリン
バレンタイン・デー
ネコちゃん、ネコちゃん
パンケーキ・デー
ブラック・シープ
ラッパ水仙
オレンジとレモン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
3
とても楽しく読めましたー♪イングランドの色々が詰まっていて、イギリスに行きたくなってしまった…。それでなくても、秋になるとイギリスが恋しくなるのに…(笑)懐かしさと恋しさが溢れ、ため息つきながら読みましたー(笑)色々なストーリーとマザーグースがシンクロしたときの心地よさ、ふわぁ~♪となりましたよ。あぁ、こういう歩き方も楽しいね♪あぁ、イギリス熱が再発しそう…(笑)2014/10/30
じゅんた
1
英文も、歌詞の背景も、所縁の地も書いてあって、とても盛り沢山でお得な本。ちょっと昔のロンドンの写真も、懐かしくて良かった。2013/02/19
ぷないぷない
1
「きらきら星」「ロンドン橋落ちた」などの日本でもなじみのあるマザーグース以外にも、多くの童謡や詩が筆者の現地調査とあわせて解説・紹介されていてわかりやすい。その馴染みの深さや原典の不詳さから、マザーグスに関する研究は少ないので、こういう個人研究的な本を頼りにするしかない。2012/10/02