内容説明
荒れた古城を舞台に展開するはげしい愛と憎しみの世界。人間のおそろしさ、悲しさをあますところなくあばき出す、イギリス文学に名高い傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
4
『嵐が丘』を読むのはもうこれで4度目?になるでしょうか。 絶版だから読みにくい訳かと思いましたが、けっこう読みやすい。 登場人物がとにかくキライなので、どうも読んでてイライラするんですが・・・・・。魅力的だというのは分かってるんだけど、どうも合わない↓ しかし、生まれ育った地から殆ど出ることのなかったというエミリ・ブロンテらしい、彼女にし書けない小説だなぁとは思います。お友達には絶対なりたくないけども。2010/07/22
artyoquick
0
大学の図書館の奥の方にあった,表紙の文字が溶けて何もない状態だった本を読んだ.名作と聞いて読んだ.今までに読んだ本でここまで人間の怒りとか憎しみについて書かれているものはなかった.そのため非常に読み続けるのに気合が必要だった.読み終わって感じたのは達成感しかなかった.自分はこの本が面白いと思えるほど読書家ではないようだ2017/11/28