手・足・肉・体―Hiromi 1955

手・足・肉・体―Hiromi 1955

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480803344
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

26
小説ではないがエッセイでもなさそう。創作でもないだろうが実話というわけでもなさそう。詩なのね?2013/08/12

Roy

20
★★★★★ 詩人は僧侶だった。本当はそんなことなくて、相変わらず自分に正直で赤裸々に淫乱で男と性交のことを紡いでいるのだけれど、どこか気高く、僧侶の持つ厳粛な雰囲気に重なるのだ。この詩集、伊藤比呂美の裸体の写真もついていて、子供を産んだ裸体、子供を育てた裸体が何かの証であるかのように写し出されている。その何かを僕は説明出来ないのだが、その途中経過を省いて出た答えが「僧侶」ということになる。伊藤はこの先、尼さんになるのではなかろうか?2009/04/26

午後

2
手や足がそこにあるように、ただそこにある詩。その人の身体がその人らしいというのと同じ意味で、彼女らしい詩。後年の血生臭さはまだちょっと鳴りを潜めている。「夢みることをやめない」、「浮浪者たち」が好き。2019/02/04

mawaji

2
図書館から借りた石内都の二冊目は伊藤比呂美との共作でした。自分自身の私的遍歴を曝け出したような詩の間にちりばめられた写真は石内都によってそれこそ丸裸にされた毛抜き詩人の手と足と肉と体ということなのですね。ちょっと難解なところもありますがチョウチョとユージの2編は男女の間で理解しえなかったり伝わりにくいことがあるんだなあということがよく伝わってくるようでした。Teach Your ChildrenとHelp! の2曲がずっと頭の中でリピートしてました。血はかぐわしく肉はあまい...。2013/09/06

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