深沢七郎集〈第8巻〉

深沢七郎集〈第8巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480720689
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0395

目次

自伝ところどころ
柞葉の母
思い出多き女おッ母さん
思い出多き女おきん
母を思う
こわい話
母校訪問
初恋は悲しきものよおぐるまの日記
くらがえ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渡邊利道

3
エッセイの二。1と2は自伝物。3は自作についてで、ものすごく技巧に意識的であるのがわかる。嫌いなのは「思想」というか、作品に乗っける過剰な文脈的意味づけだろう。4関わりのあった作家たちについて。正宗白鳥への異様に冷たい眼差しがすごい。逆に親密さをすごく感じる。56音楽について。使い回しが多くて驚く。言いたいことはちょっとだけなのだなーとか。2020/06/04

のうみそしる

2
人間はただ生まれて生きてボコを生んで死ぬ。エルヴィスは信仰のない世の神様。リズムが信仰なのである。小説を書くのは排泄行為。そうだなあ。人生だ!とかって思うのは本当じゃないんだよな。「生まれたことなどタイしたことではないと思うのである。だから、死んでゆくこともタイしたことではないと思う。生まれて、死んで、その間をすごすことも私はタイしたことではなかったのである。」2021/07/26

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