内容説明
下巻は明治36年から45年までの記録を収める。句作に熱中して落第の憂き目にあうが、その屈辱から立ち直り、法学から文学へと志向を変えて東京帝国大学に学び、44年4月には雑誌「層雲」の創刊にいたる。自由律俳句を唱導した井泉水の青春の記録。
目次
明治三六年
明治三七年
明治三八年(苦悶録)(主観録;客観録;滾々録)
明治四一年
明治四二年(日々好日録)
明治四三年
明治四四年
明治四五年
著者等紹介
荻原井泉水[オギワラセイセンスイ]
1884(明治17)年生まれ。1901(明治34)年麻布中学校卒業。第一高等学校合格。1905(明治38)年第一高等学校卒業。東京帝国大学文学部言語学科入学。1908(明治41)年大学を卒業、東京帝国大学大学院入学
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- 和書
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