内容説明
私たちがスマホで写真を撮ったりSNSにつぶやいたりするように、古代人は、歌を使って日々の出来事や自分の思いを表現しました。日本最古の歌集の成り立ち、時代の出来事、言葉、人物、場所について、親しみやすい超訳とともに解説します。
目次
第1章 『万葉集』って、何ですか?(新元号「令和」に込められた思い;『万葉集』の成り立ち ほか)
第2章 『万葉集』の出来事(夏に、鰻を食べる;少数派の意見を堂々と述べる ほか)
第3章 『万葉集』のことばに学ぶ(ありがとう;無常を知る ほか)
第4章 『万葉集』の場所と人(大和の都;明日香の山々と額田王 ほか)
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
1960年、福岡県生まれ。國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。現在、奈良大学文学部国文学科教授。研究テーマは万葉挽歌の史的研究、万葉文化論。日本民俗学会研究奨励賞、上代文学会賞、角川財団学芸賞、立命館白川静記念東洋文字文化賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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