ちくま学芸文庫<br> 史料が語るビザンツ世界

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ちくま学芸文庫
史料が語るビザンツ世界

  • 和田 廣【著】
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  • 筑摩書房(2025/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480513403
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C0122

出版社内容情報

ローマ帝国の東西分裂後、千年余りにわたって存続したビザンツ帝国。ローマに比してその実態が語られることの少なかったビザンツ世界を、歴史書や各種の勅令、聖人伝など豊富な史料から読みといたのが本書である。専制君主として君臨しつつもたびたび暗殺や処刑の対象となった皇帝、時に政治を左右するほどの実権を握った宦官、理想的キリスト教徒として民衆の精神的支柱となった修道士、尊敬や敵対の念を抱きながらビザンツと交流したイスラーム世界・カトリック世界の隣人たち──。史料に刻まれた人々の営みから、ビザンツ世界の多様な相貌が浮かび上がってくる。巻末に詳細な史料解題を付す。


【目次】

はじめに

第1章 皇帝

 1ビザンティンドリームの実現  2聖なる皇帝への変貌   3独裁皇帝の現実

第2章 宦官

 1宮廷宦官  2去勢とその代償  3聖職者宦官

第3章 修道士

 1聖なる修道士   2世俗化する修道士と修道院   3修道士と修道院の多様な役割

第4章 大土地所有者

 1遺書の背景  2エウスタティオス・ボイラスの遺書  3遺書にみる暦、遺産、および納税

第5章 知識人

 1古きローマと新しきローマの比較  2首都陥落の不条理  3奇蹟と魂の救済

第6章 庶民

 1死と背中合わせの日常 2お守と夢占い 3日々の楽しみ

第7章 隣人がみたビザンツ

 1北方の隣人  2東方の隣人   3西方の隣人

あとがき

付録  人名索引/史料索引/略年表/ビザンツ皇帝一覧/コンスタンティノープル総主教一覧/文献一覧/史料解題

内容説明

ローマ帝国の東西分裂後、千年余りにわたって存続したビザンツ帝国。ローマに比してその実態が語られることの少なかったビザンツ世界を、歴史書や各種の勅令、聖人伝など豊富な史料から読みといたのが本書である。専制君主として君臨しつつもたびたび暗殺や処刑の対象となった皇帝、時に政治を左右するほどの実権を握った宦官、理想的キリスト教徒として民衆の精神的支柱となった修道士、尊敬や敵対の念を抱きながらビザンツと交流したイスラーム世界・カトリック世界の隣人たち―。史料に刻まれた人々の営みから、ビザンツ世界の多様な相貌が浮かび上がってくる。巻末に詳細な史料解題を付す。

目次

第1章 皇帝
第2章 宦官
第3章 修道士
第4章 大土地所有者
第5章 知識人
第6章 庶民
第7章 隣人がみたビザンツ

著者等紹介

和田廣[ワダヒロシ]
1940‐2024年。ケルン大学哲学部史学科(ローマ史、ビザンツ史専攻)卒業。哲学博士。ケルン大学哲学部史学科助手などを経て、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

17
皇帝、修道士、庶民など、ビザンツ帝国に生きた様々な人々を、年代記や聖人伝、法典、風刺詩から紹介する。つっこんだ分析があるわけではないが、いろいろな史料からの引用が読めて面白い。井上浩一氏の著作や中公新書『ビザンツ帝国』あたりを読んで、ビザンツ世界に興味が出た人には良いかも。個人的は宦官を扱ったパートが印象深かった。宮廷では権勢欲にまみれた俗物と批判される宦官だが、修道士にもなることができ、自ら肉欲を絶った聖人としてむしろ尊敬された。オリエントの文化を取り入れた、ビザンツ世界らしい宗教観だと思う。2025/12/16

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