出版社内容情報
会話するとき、家族と過ごすとき等あらゆる場面で、私たちは日常生活の秩序を無自覚に作り出し維持している。エスノメソドロジーは、私たちがこうした日常の諸活動をどのように行なっているか、その方法を分析し明らかにする試みである。本書ではなかでも会話分析と関わりの深い論考を集成。創始者H・ガーフィンケルによるエスノメソドロジー研究の基礎を知る重要論文「日常活動の基盤」や、自殺志願者と相談センターの職員との会話を分析した、H・サックスによる記念碑的論考「会話データの利用法」等を収録した。本書に収録された各論考はいまなお、この分野の基本文献であり続けている。
内容説明
会話するとき、家族と過ごすとき等あらゆる場面で、私たちは日常生活の秩序を無自覚に作り出し維持している。エスノメソドロジーは、私たちがこうした日常の諸活動をどのように行なっているか、その方法を分析し明らかにする試みである。本書ではなかでも会話分析と関わりの深い論考を集成。創始者H・ガーフィンケルによるエスノメソドロジー研究の基礎を知る重要論文「日常活動の基盤」や、自殺志願者と相談センターの職員との会話を分析した、H・サックスによる記念碑的論考「会話データの利用法」等を収録した。本書に収録された各論考はいまなお、この分野の基本文献であり続けている。
目次
序論 エスノメソドロジー―社会科学における新たな展開(ジョージ・サーサス)
日常活動の基盤―当り前を見る(ハロルド・ガーフィンケル)
会話データの利用法―会話分析事始め(ハーヴィー・サックス)
会話はどのように終了されるのか(エマニュエル・シェグロフ、ハーヴィー・サックス)
著者等紹介
ガーフィンケル,H.[ガーフィンケル,H.] [Garfinkel,Harold]
1917‐2011年。カリフォルニア大学名誉教授。エスノメソドロジーの創始者
サーサス,G.[サーサス,G.] [Psathas,George]
1929‐2018年。ボストン大学名誉教授
サックス,H.[サックス,H.] [Sacks,Harvey]
1935‐75年。カリフォルニア大学アーバイン校教授。会話分析の先駆的研究者
シェグロフ,E.[シェグロフ,E.] [Schegloff,Emanuel]
1937‐2024年。カリフォルニア大学名誉教授
北澤裕[キタザワユタカ]
1950年生まれ。早稲田大学名誉教授。専門は現代社会論、視覚文化論、視覚社会学
西阪仰[ニシザカアオグ]
1957年生まれ。千葉大学名誉教授。専門は社会学、エスノメソドロジー、会話分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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