現代経済学のコア
ゲームと情報の経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326547821
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3333

出版社内容情報

ゲームと情報の経済学の基本的な概念を提示し、それらの概念をもとにした応用分野の考察をおこなう、大学学部3年生~4年生・大学院生を対象としたテキスト。

ゲーム理論の基本的枠組み(標準形・展開形)から、非協力同時手番ゲーム、タイミングゲーム、チェーンストアゲームを説明し、情報の経済学で重要な完備・不完備情報、逆選択、モラルハザード問題を取り扱う。最後に応用分野として、繰り返しゲーム、交渉ゲーム、協力ゲーム、進化ゲーム、ネットワーク形成について論じる。


序章
第1章 標準形ゲーム
第2章 展開型ゲーム
第3章 クールノーゲームとシュタッケルベルグゲーム
第4章 タイミングゲーム
第5章 チェーンストアパラドックス
第6章 不完備情報ゲーム
第7章 逆選択の経済学
第8章 モラルハザードの経済学
第9章 繰り返しゲーム
第10章 交渉ゲーム
第11章 協力ゲーム
第12章 進化ゲーム
第13章 戦略的ネットワーク形成

練習問題の解答
索引

内容説明

本書は、利害の対立したプレイヤー間の行動を明らかにすることを分析の目的とするゲーム理論と、プレイヤー間の情報の違いがもたらす行動の分析を目的とする情報の経済学の基本的な概念を提示し、それらの概念をもとにした応用分野の考察をおこなう。

目次

標準形ゲーム
展開形ゲーム
クールノーゲームとシュタッケルベルグゲーム
タイミングゲーム
チェーンストアパラドックス
不完備情報ゲーム
逆選択の経済学
モラルハザードの経済学
繰り返しゲーム
交渉ゲーム
協力ゲーム
進化ゲーム
戦略的ネットワーク形成

著者等紹介

細江守紀[ホソエモリキ]
九州大学大学院経済学研究院教授

村田省三[ムラタショウゾウ]
長崎大学経済学部教授

西原宏[ニシハラコウ]
福岡大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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意外とよかった。序盤はゲーム理論の基礎的な均衡の概念やNEなどについての説明を標準型・展開型ゲームで述べられている。完全記憶の部分では、インフォメーションセットによる説明を行っており、クールノーゲームなどに拡張させている。個人的にDVDを例にあげた規格競争(規格内競争)について考えたタイミングゲームと確率進化論の部分を掘り下げたいと思っている。繰り返し読む本に入れる予定である。2014/09/29

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