ちくま学芸文庫<br> 閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母

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ちくま学芸文庫
閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母

  • 角田 房子【著】
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  • 筑摩書房(2024/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480512567
  • NDC分類 221.05
  • Cコード C0121

出版社内容情報

一八九五年一〇月八日、三浦梧楼公使主導の下、日本の役人・軍人が朝鮮の王妃を殺害した。この戦慄すべき事件の詳細を描く!解説 森万佑子

内容説明

1895年10月8日、朝鮮駐在特命全権公使・三浦梧楼指揮の下、日本の官僚と軍人が朝鮮王朝の王宮・景福宮に乱入し、王妃を殺害するという大事件が発生した。本書はその顛末を詳述したもの。韓国でも翻訳出版され、大きな反響を得た。日本で「閔妃暗殺」と呼ばれるこの事件は韓国では「乙未事変」と呼ばれ、日本人にとっての「忠臣蔵」のように誰もが知る歴史的出来事となっている。一方、日本では歴史教科書への記載も少なく、認識している人も多くはない。いったい誰がなぜこのような凶行を計画したのか?未来のために、日韓関係に深い傷を残したこの大事件の全容を知る。

目次

李氏朝鮮王朝通信使
大院君、政権を握る
閔妃登場
悲しき王妃の座
閔氏一族の結束
王世子誕生
朝鮮の鎖国を破った日本
反閔妃、反日のクーデタ
大院君拉致事件
開化派青年たちの見た日本
閔妃暗躍
王妃をとりまく外国人たち
刺客と世紀末のパリ
外務大臣陸奥宗光の記録
朝鮮王朝の分裂外交
閔妃の自負心
日本公使の交替
下関の李鴻章
公使井上馨の失権
王妃暗殺計画〔ほか〕

著者等紹介

角田房子[ツノダフサコ]
1914‐2010年。東京生まれ。福岡女学院専攻科卒業後、パリに留学。1985年『責任 ラバウルの将軍今村均』で新田次郎文学賞受賞、88年『閔妃暗殺』で新潮学芸賞受賞。95年「日韓の歴史・三部作」完成を機に東京都文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルターガイスト

9
傑作だった。原著は1980年代後半に書かれているし,あくまで半分歴史小説みたいな内容なので,いろいろ古い部分や限界はあるのかなと思うが,さすが筆者が作家だけあって文章がとても読みやすく,一気に引き込まれた。スリリングで含蓄に富んでいる。江華島事件,壬午軍乱,甲申政変など高校世界史で学びづらい部分を補完する意味でも有意義だった。それにしても10年以上歴史の教員をして,この時期の韓国史に関する知識が十分になかったのはかなり力不足だったなあと思う。恥ずかしい。日本に暮らしてる人なら読む価値絶対ある。2024/09/01

jam

3
日本人なら全員読むべき本だと思う。閔妃暗殺事件について私はほとんど知らなかった。歴史の授業でも教えてもらった記憶はない。韓国では(当然ながら)日本における「忠臣蔵」ぐらい知られた事件であるらしい。一言で言えば、日本は過去のアジア諸国への加害の歴史をなかったことにしてしまっているので、国民も教えられていない。しかしそれではまずい。ヴァイツゼッカーの名言を待つまでもなく、過去をきちんと総括しなければ新しい未来は築けない。2024/09/11

Go Extreme

2
大院君、政権を握る 閔妃登場 悲しき王妃の座 閔氏一族の結束 王世子誕生 朝鮮の鎖国を破った日本 反閔妃、反日のクーデタ 大院君拉致事件 開化派青年たちの見た日本 閔妃暗躍 王妃をとりまく外国人たち 刺客と世紀末のパリ 外務大臣陸奥宗光の記録 朝鮮王朝の分裂外交 閔妃の自負心 日本公使の交替 下関の李鴻章 公使井上馨の失権 王妃暗殺計画 決行前夜 暁の惨劇 広島裁判の謎 陸奥宗光への疑惑 日韓併合への道 隣国への遺憾の念・それを基にした有効関係・相互理解を深めて下さるように 同胞に対する私の信頼2024/09/19

kyon0517

1
ドラマミセンでロシアに対して親近感がある様子が複数のシーンで感じられたのが頭に残ってたけど、この本を読んで納得した(とかって書くとほんと歴史知らないんだな、、なんだけども) 日本が国として指示をしたかについて筆者と違う意見も多いようだけど、当時の日本人(韓国に住んでいた人も日本にいた人も)がそれを喜ぶムードで、暗殺計画を知っていて黙認した要職者もいるだろうっていうのはそうだろうなあと。 やはり日本の近代史を知らなすぎる。こういった残虐な加害の歴史をもっと知らないといけない。2025/01/24

コミー

1
高校日本史で学んだ事件だったが、当時の印象は大院君にしても閔妃にしても親清、親露そして親日とコロコロとスタンスが変わって、なんだかわかりづらい中で起きた事件という感じ。本書を読むと、その裏には閔妃の政治的駆引があったことが分かった。昨今の韓国情勢を見ると、勢道政治のような歴史的背景が尾を引きずっているのだなと実感。日韓関係を考える上で、一度は読むべき内容だと思う。2024/11/30

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