ちくま学芸文庫<br> 平賀源内

個数:
電子版価格
¥1,595
  • 電子版あり

ちくま学芸文庫
平賀源内

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2025年09月02日 19時25分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480512017
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

物産学、戯作、エレキテルの復元など多彩に活躍した平賀源内。豊かなビジョンと試行錯誤、そして失意からなる「非常の人」の生涯を描く。解説 稲賀繁美

内容説明

18世紀江戸。内外の品を集めて全国物産会をひらき、戯作・浄瑠璃の人気作家となり、秩父に金山を開発、油絵を描き、オランダ製の静電気発生器エレキテルを復元…と多彩に活躍した平賀源内。さぬきの地に生まれ高松藩を脱藩し、のちに杉田玄白、司馬江漢、鈴木春信、大田南畝、小田野直武ら同時代人と広く交流、刺激しあった源内の生涯は、豊かなヴィジョンと果敢な試行錯誤、そして失意と焦燥と挫折とからなっていた。「分」と「仕来り」の時代にあって、自身の志と好奇心とによって奔放に生き、殺傷事件の果てに獄中で死去したとされる「非常の人」の生涯を鮮やかに描く、評伝文学の傑作。

目次

1 ホルトの木の蔭で
2 源内哀悼
3 博物学の世紀
4 源内の長崎
5 讃岐から江戸へ
6 物産学修業
7 産物ハ多く、見覚え候心ハ一ツ
8 東都薬品会
9 『物類品〓』の世界
10 戯作者の顔
11 秩父山中
12 神田白壁町界隈
13 紅毛の博物書
14 再び長崎へ
15 古今の大山師
16 秋田行
17 憤激と自棄
18 非常の人

著者等紹介

芳賀徹[ハガトオル]
1931‐2020年。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、日本藝術院会員。プリンストン大学客員研究員、京都造形芸術大学学長、静岡県立美術館館長などを歴任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

28
博物学者、通俗作家、コピーライター、発明家、山師、西洋画家、非常の人2023/12/13

みつ

24
平賀源内は、完全なフィクションであるにせよ中学生の頃毎週心待ちにしていたNHKのTVドラマ『天下御免』(1971〜2年)の爽快な主人公の印象が残っている。この評伝は、博物学者、戯作者、鉱山開発者という面を中心に述べたもの。18世紀江戸の春風駘蕩とした好事家たちの住む小さく自足した世界を飛び出した源内の、業績としては多方面ながら中途半端という悲喜劇が強い共感を持って描かれる。同時代の上方に住む蕪村たちのみならず、ヴォルテールやスウィフトまで及ぶ視野の広さは、著者ならでは。闊達で躍動感のある文体も心地よい。2025/02/15

桑畑みの吉

5
天才発明家のイメージがある平賀源内(1728‐1780年)に関する500ページを超える評伝。源内と言えば、エレキテルと土用の丑の日を思い浮かぶ。しかし本書では、主に「本草学者」「作家」「鉱山開発」三つの視点から源内の功績を考察する内容となっている。類まれな才能がありながら、革新的な業績を残せなかった。交流のあった杉田玄白とは業績や名声の点で大きな差がついてしまった。運がなかったのか、本人の性格に問題があったのか、異能の天才の悲劇を感じた。ちなみにエレキテルは修理しただけ、土用の丑の日は俗説であるようだ。2024/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21413060
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品