ちくま学芸文庫<br> 陶淵明全詩文集

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ちくま学芸文庫
陶淵明全詩文集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510938
  • NDC分類 921.4
  • Cコード C0198

出版社内容情報

中国・六朝時代最高の詩人、陶淵明。農耕生活から生まれた数々の名詩は、人生や社会との葛藤を映し出し、今も胸に迫る。待望の新訳注書、遂に成る。

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農耕生活を営みながら、農村の諸風景を詩のなかに写しとる才の見事さ。〈人の命はつなぎとめる根も蔕もなく、さっと散ってしまう路上の塵のようなもの〉と世のはかなさを詠じての余情――。六朝時代最高の詩人・陶淵明の作品は、古来多くの人に愛されてきた。しかし、詩人はたんなる田園の人ではない。儒教的理念がかなわぬことへの憤り、人生や社会との葛藤を内に抱えた人でもあった。「閑情賦」「帰去来兮辞」「桃花源記」をはじめとする、清新で奥行きのある文学世界のすべてを、味わい深い訳文と行き届いた語釈とともにおくる。待望の新訳注書。
===

人生や社会との葛藤を秘めた名詩の数々――。
隠逸詩人の全文業を味わい深い訳文でおくる。
待望の新訳注書

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【目次】
凡例 
陶淵明関係地図 

巻一 詩四言
巻二 詩五言
巻三 詩五言
巻四 詩五言
巻五 賦・辞
巻六 記・伝・賛・述
巻七 疏・祭文

陶淵明伝(蕭統)  
肅統の「陶淵明伝」にふれて 

解説 
陶淵明略年譜

内容説明

農耕生活を営みながら、農村の諸風景を詩のなかに写しとる才の見事さ。“人の命はつなぎとめる根も帶もなく、さっと散ってしまう路上の塵のようなもの”と世のはかなさを詠じての余情―。六朝時代最高の詩人・陶淵明の作品は、古来多くの人に愛されてきた。しかし、詩人はたんなる田園の人ではない。儒教的理念がかなわぬことへの憤り、人生や社会との葛藤を内に抱えた人でもあった。「閑情賦」「帰去来兮辞」「桃花源記」をはじめとする、清新で奥行きのある文学世界のすべてを、味わい深い訳文と行き届いた語釈とともにおくる。待望の新訳注書。

目次

巻1 詩四言
巻2 詩五言
巻3 詩五言
巻4 詩五言
巻5 賦・辞
巻6 記・伝・賛・述
巻7 疏・祭文

著者等紹介

陶淵明[トウエンメイ]
興寧3(365)‐元嘉4(427)年。中国、六朝時代の東晋末から南朝宋初の詩人。潯陽の柴桑(江西省九江市)の人。字は元亮。一説に名は潜、字は淵明とある。諡は靖節。29歳で仕官したが、彭沢県の県令を最後に「帰去来兮辞」を作って官を辞し、帰郷する。農耕生活を送りながら、数々の名詩を残した。六朝を代表する詩人とされる

林田愼之助[ハヤシダシンノスケ]
1932年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は中国文学。九州大学大学院文学研究科助教授などを経て、神戸女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

62
最近、「将進酒」という歌を聴いた時、その歌詞は李白の詩が基になっていると知りました。そこで漢文詩に触れたいと思い、この本を手に取りました。同じ言葉を連ねる事、韻踏みなどの音の流れの流麗さだけでなく、文体にも美学を感じます。後、中学の時に孔子の「不惑」という一文が憧れだったが、30手前になって「いや、無理やん!」と悲鳴を上げていました。でも陶淵明も同じことを考えていたのでちょっと、ホッとしました。そして彼の「(孔子は生活を支える弟子がいたけど)私は生活の為、畑を耕すのだ」という指摘に目から鱗。2022/03/25

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