出版社内容情報
近代日本を代表するキリスト者・内村鑑三。その多彩な交流は、一個の文化的山脈を形成していた。事典形式で時代と精神の姿に迫る。文庫オリジナル。
内容説明
近代日本を代表するキリスト者・内村鑑三。一見孤高の思想家に見えながら、実は内村は、日本人のなかでは類例がないほどの文化的「山脈」を形成していた。宗教界から、教育界、文学界、社会事業界に至るまで、多くの分野に及ぶ交流のさまを追うことによって、一個の精神と時代の姿が浮かび上がってくる―。本書は、序章で質的漸進を遂げていった内村の生涯を記した後、生前に関係した人物二百数十名を対象に、両者の交流を事典形式で紹介。巻末には詳細な内村の年譜も収録する。文庫オリジナル。
目次
序章 内村鑑三略伝―死と再生
本章 内村山脈の人々
著者等紹介
鈴木範久[スズキノリヒサ]
1935年生まれ。立教大学名誉教授。専攻は、宗教学・宗教史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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