内容説明
東洋医学の源流を照らしだす画期的業績。世界的文化財「医心方」を現代に甦らす。
目次
養毛と発毛促進法
痛んだ髪を治して光沢を与え、やわらかにする方法
髪を治して堅くする方法
白髪を治して黒くする方法
鬢髪の黄ばみの治療法
脱毛症の治療法
白禿の治療法
赤禿の治療法
鬼舐頭の治療法
やけどのあとへ髪を生やす方法〔ほか〕
著者等紹介
槇佐知子[マキサチコ]
作家。古典医学研究家。静岡県生まれ。作家瀧井孝作に師事し、その推薦で作品を「心」(平凡社)に発表。そのかたわら、独学で『医心方』を全訳。『全訳精解大同類聚方百巻』(1985、平凡社、1992年、新泉社より復刊)により、菊池寛賞・エイボン功績賞を受賞。日本医史学会・儀礼文化学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まちゃ
27
全身面倶白シムル方→橘皮三分 白瓜子5分 桃の花四分を食べると美白に。美白になりたいのでやろうかと思ったのですが、橘皮って何?柑橘系の果物の皮?白瓜子はそのままウリらしい。桃の花も入手不可。結果断念。ただ色白になる系に杏仁がよく書かれているので、杏仁豆腐食べればいいのかと思いきや、(皮ヲ去リテ生シキヲ用ユ)。原料ってアンズの実らしい。とりあえず牡蠣がいいらしいというのは分かったので、牡蠣食べる。髪ハ是レ少陰ノ経血ノ巡ル所也。血気盛ナレバ則チ髪美シク長チ、血虚少ナレバ則チ髪長タズ。髪は血に直結するのか…2019/01/09