ちくま文庫<br> 孤独まんが

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ちくま文庫
孤独まんが

  • 山田 英生【編】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2023/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439246
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

ぼっちマンガのアンソロジー。水木しげる、滝田ゆう、つげ義春、かわぐちかいじ、近藤ようこ、いましろたかし、太田基之、斎藤潤一郎らを収録。

内容説明

落伍、無用、風狂、隠遁…。ぼっちを生きる。

著者等紹介

山田英生[ヤマダヒデオ]
1968年生まれ。内外タイムス、アサヒ芸能記者などを経て、現在では、書籍、コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

71
ちくま文庫の漫画アンソロジー、今回のテーマは「孤独」。孤独とは、他者と相容れないこと、それは寂しさであり、悲しみであり、恐怖であると同時に、安らぎでもあり、喜びでもある。様々な孤独を描く漫画たち。巻頭の諸星大二郎「地下鉄を降りて…」は、今読んでも傑作だと思う。ジョージ秋山「パットマンX」も懐かしい。初めて読む作品も多いが、こういう漫画を描いている作者も孤独なんだろうなと思う。自分自身、読んでいる時は孤独の楽しさに浸っているが。2024/01/09

HANA

70
「効率」や「利益」が至高の善とされる現代社会だが、本書の主人公たちはそれからはじき出させるか背を向けた人物ばかり。読んでいて思い出さされるのは「隠遁」とか「隠棲」という言葉。収められているのはほぼガロ系の漫画ばかりなのだが、その言葉がその絵柄とマッチしていて独特の雰囲気を醸し出している。ガロ系もどちらかというと漫画の裏道的な所あるしね。個人的に白眉はうらたじゅん「思い出のおっちゃん」清く正しい社会が抹殺したものがノスタルジアと共に語られていて忘れがたい印象を残す。現代社会に馴染めない読者に薦めたい本です。2023/12/13

Vakira

53
ちくま文庫さんのこのシリーズは好き。懐かしい漫画に出会えるし、知らない漫画家さんにも出会え、読書の幅が広がるのでありがたい。本屋で発見すると思わず購入してしまう。今回のテーマは「孤独」。最近、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」を見たので、孤独は寂しい訳ではなく、案外充実しているのでは?なんて気もする。なるほどね。編集の山田さんの選定が上手いのだ。落伍、無用、風狂、隠遁、エピローグと5パターンの孤独にまつわる作品を選出。みんな面白い。永島慎二さん こういうの上手いな。2024/01/30

読特

42
地下街を彷徨っていたら、地上へ出られなくなる。階段を上へ上へと、上がって行ったら、なんとそこは…。冒頭の一話から衝撃を受ける。「落伍」「無用」「風狂」「隠遁」。4つのテーマの作品群で「孤独」を追求する。しみじみ感じ、ずんずん進む。…仲間がいて、話が弾んでいる中で、一人を感じるその瞬間。風船のような、空気の膜のような、包んでいる何かがある。その内側には誰も入って来れない。何かに浸りたい。「ああ、あの人も寂しかったのかなぁ」と追想する。”独り”はつらい。「孤独」と表現することでそれが少し楽になる。2024/03/31

あたびー

39
孤独をテーマにした漫画アンソロジー。つげ義春好きの相方が買った。諸星大二郎「地下鉄を降りて」東京駅地下街で迷子になる話。多分同じような経験をした人が沢山いるのじゃないだろうか。かくいう私も。永島慎二「仮面」微笑む仮面の下に泣き出しそうな顔を隠した青年。いちど捨てた仮面をもう一度拾って付けるのが悲しい。その他つげ忠男、水木しげる、滝田ゆうなど。2025/07/04

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