出版社内容情報
統一教会・原理研究会・勝共連合の実態、活動の背景など、今に続く問題を取り上げ1970年代にいち早く警鐘を鳴らした歴史的名著。解説 有田芳生
内容説明
安倍元総理銃撃事件を契機に注目を集めた統一教会。日本での活動の歴史は60年以上もさかのぼる。1970年代には統一教会の影響下にあった原理研究会が全国の大学で組織活動を広げ、大きな社会問題となった。強引な勧誘、募金、集団生活…。それは家族も巻き込んで多くの悲劇を生んだ。本書はいち早く原理運動に警鐘を鳴らし、社会に衝撃を与えた歴史的名著といえる。
目次
1(社会問題化への経緯;マスコミからみた社会問題化;疑惑の系譜)
2(教祖・文鮮明の奇怪な「過去」;統一協会・原理研の“怪金脈”;錯乱者が続出するメカニズム;統一協会・勝共連合の素顔;サタン教の思想と行動)
著者等紹介
茶本繁正[チャモトシゲマサ]
1929年大分県生まれ。早稲田大学卒業後、新聞記者などをへて、フリーのルポライターとして活躍。自らの戦争体験を踏まえ、社会問題をテーマに数多くの作品を発表する。とくに、統一教会については取材・執筆にエネルギーを注いだ。また、若手・後進の育成にも積極的に取り組んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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