出版社内容情報
中東と日本を舞台に清冽な抒情を巧みな韻律で織りなして大いに話題を呼んだ千種創一の第一歌集が待望の文庫化! 解説 市川春子
内容説明
中東と日本を舞台に、清冽な抒情と巧みな韻律、口語・会話体による音楽性で現代短歌の新時代を切り開いた伝説的詩集が新たな装いを得て待望の文庫化!
目次
1(風化は三月のダマスカスにて;白樺ノ南限;尼ヶ坂駅;君は淡水でしたね;古都;Life is struggle;My apologies.)
2(鳥取と平衡;アイデア;果実と陰影;ひらけ;屋敷;大学通り;すぎなみ吟行;きらい、四月;奥山心へ;辞令と魚;雨と務;罰について)
3(秋、繰り返す;keep right;十職十景;please mind the gap;No way;聖都;半島小論;春の少し前)
4(或る秘書官の忠誠;ヘッドフォーン・ガール;お水いりますよね;Revolt in Brown;或る牧師;みんなのひろば;ザ・ナイト・ビフォア)
5(ひ;Ancient Talk;Small Talk;Walking Talk;Written Talk;終りの塩)
6(認めることの雪について;悪について)
著者等紹介
千種創一[チグサソウイチ]
歌人・詩人。1988年名古屋生。2005年頃、作歌開始。2009年、三井修の授業「短歌創作論」の受講生らと「外大短歌会」創立。2015年、『砂丘律』(青磁社)上梓。2016年、日本歌人クラブ新人賞、日本一行詩大賞新人賞受賞。2019年、詩の制作を開始。2020年、『千夜曳獏』(青磁社)上梓。2021年、「ユリイカの新人」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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