ちくま文庫<br> 箸もてば

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ちくま文庫
箸もてば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438256
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報



石田 千[イシダ セン]
著・文・その他

内容説明

食べることは日々の命の賛歌。「空豆紀行」「すっぱい生活」「大根亭日乗」「魔法のせいろ」「レバニ;ラ、たそがれ」「桃の宴」…日々の暮らしでめぐりあう四季折々の恵みを丁寧にいただく喜びを滋味深くつづるエッセイ集。新たに書下ろし「巣ごもりの四季」四篇を収録。

目次

1(もうそ、;おべんとさげて;空豆紀行;すっぱい生活;とおくの白昼;三人姉妹;里の秋;土鍋の刻;大根亭日乗;風邪の茶屋;たよりのないお守り;坂のうえまで)
2(バニラと夕立;おうちやさん;ある夏;ともだち;レバニラ、たそがれ;葉っぱ今昔;うっすら、ぼんやり;暮れのげんこつ;味見道中;魔法のせいかつ;おきにいり;おいしい、おしまい)
3(縄文ぐらし;厨夏の陣;八百万の湯気;ハナハトマメマス;日曜の若葉;朝の秘策;菊花のころ;おめでとう、おめでとう;桃の宴;つるぬる姫;初秋の晩に;冬の旅)
4(蜜ゆるむ―巣ごもりの四季・春;塩なき食卓―巣ごもりの四季・夏;お守り―巣ごもりの四季・秋;新しい青菜―巣ごもりの四季・冬)

著者等紹介

石田千[イシダセン]
福島県生まれ、東京都育ち。2001年、「大踏切書店のこと」で第1回古本小説大賞を受賞。「あめりかむら」、「きなりの雲」、「家へ」の各作品で、芥川賞候補。16年、『家へ』(講談社)にて第3回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。16年より東海大学文学部文芸創作学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ

25
石田千さん初読み。普段の食を大切にしていることがよく伝わってくるエッセイですね。文章もじんわりと温まる。そのまま、人となりに表れてきているよう。特別なものでなくても、こうやって美味しくいただけることがやっぱりよいのです。2022/12/14

しきぶ

12
初読みの作家さん。独特の文体で、こういうリズムの文章になんとなく馴染みがある気がしていたら、絵本の文章だなと思い当たった。料理が特に好きでも得意でもないので、著者のように苦もなく自然に料理をする人に憧れる。食べ物で感じる季節や人との繋がりも素敵。いつもの読書の癖で一気に読んでしまい、少しずつ読み進めればよかったと読了後に後悔。こういうエッセイを読むときにいつもやるパターン。季節ごとに読み返すのもいいかな。書き下ろし作品は、ここまでの雰囲気と違って息苦しい。このタイミングでしか書けない記録作品のようだった。2022/10/06

ひねもすのたり

8
食べ物に纏わるエッセイ集です。 熱心な読者と言うわけではありませんが石田千さんは間隔を開けながらボチボチ読んでいます。10年前に初めて読んだ時はそれほど魅力的だとは感じませんでしたが、この作品は読み終えるのがもったいないと思うほどしっくりきました。 それは著者のスタンス云々というわけではなく、私が年齢を重ねて変化した結果なのかもしれません。 さらりと心地よく読めてしまうけど少しだけ堆積する。そんな書き手を知っているのは幸せなことなんだろうと思います。★52024/03/20

オイコラ

3
独特のリズムのある語り口は変わらない。日常の食事、その支度、レシピ本ではないのでその支度の中の一部分から思いを馳せる。過去に触れるとその言葉の端々から懐かしさとか、ちょっと寂しい感じが染み込んでくるような。書き下ろし「巣ごもりの四季」はごく近い今の話で、他とは違う息苦しい感じがちょっと強め。まあこんな感じになった人、少なくないんだろうけど。「レバニラ、たそがれ」の最後のところ、何も詳しいことは書いてないのに読んでたら少し泣けた。2022/08/13

miruko

2
読んでいると、どうしようもない懐かしさが頭の中を占めて。千さんの言葉が本当に大好きです。シンプルでスッとしてると思いきや、可愛らしく温かみある文章の数々。千さんの日々を辿りながら、自分の過ごした二度とない日々のこともよみがえりました。2022/09/07

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