ちくま文庫<br> 武道的思考

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ちくま文庫
武道的思考

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435903
  • NDC分類 789.04
  • Cコード C0175

出版社内容情報

「いのちがけ」の事態を想定し、心身の感知能力を高める技法である武道には叡智が満ちている! 気持ちがシャキッとなる達見の武道論。解説 安田登

内容説明

「いのちがけ」の事態を想定し、殺傷術として洗練されてきた日本の武道。幕末以来、武道は歴史的淘汰にさらされ、そのつど「変身」を遂げつつ生き延びてきた。本来の意味は失われても、「心身の感知能力を高め、潜在可能性を開花させるための技法の体系」である武道には、今こそ見るべき叡智が満ちている―。読めば読むほど気持ちがシャキッとして丸くなる、達見の武道論。

目次

第1章 武道とは何か?(武道の必修化は必要なのか?;宴会心得 ほか)
第2章 武道家的心得(ブリコルールの心得;「教育」という「おせっかい」 ほか)
第3章 武道の心・技・体(妄想の効用;多田先生の通り道 ほか)
第4章 武士のエートス(瘠我慢合戦;教育基本法と真の国益について ほか)
第5章 二十一世紀的海国兵談(ナショナリストとパトリオット;負ける作法とその嗜み ほか)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。神戸女学院大学文学部教授を経て同大学名誉教授。京都精華大学人文学部客員教授。凱風館館長、合気道凱風館師範、神戸女学院大学合気道部・杖道会師範。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

63
武道がひとに与える効果という「なんだかよくわからないもの」への話が多数。でもこういうお話のほうが政治などのソリッドな内容よりも圧倒的に面白かったりする。2019/04/18

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

30
武道の目的は、端的に「生き延びる」ことである。「ブリコルール」:ありものの使い回しで用を弁ずる事ができる人。身体の声を聴くために、ルーティンの中で「いつもと違う」に気付く能力を涵養する。2019/06/09

さきん

28
用事がなければ、必要以上に出歩かない(予想外な危険を避けるため)、危険(体調不良も含めて)を未然に察知するためにルーティンを一定にし、身体のセンサー感知能力を上げる。戦後教育は統制をとるために、人間を枠に入れる教育をしていたが、小粒で国のシステムに依存しないと生きていけない人々を大量に生み出したが、これからは、教育の方針を国が放任して自由に教育者に任せたほうが良いなど身体や構造主義にまつわる話が盛りだくさん。2020/02/25

活字スキー

25
07~10年にかけてのブログやら雑誌連載、対談等から編集されたものの文庫版。タツラーとしてはまったく序ノ口でしかない自分でも「前にもこんな話されてたような」と思うものから「そう!そうなんですよ!」となるものや「ちょっと何言ってるか分からない」ものまで、圧倒的で感動的な、身体的で哲学的な武道論は控えめに言っても超絶面白かった。それは冒険的ではないが、挑戦的で発展的な在り方だと思う。通読せずとも、気紛れに捲った項からインスピレーションを得るというのもアリかもしれない。 2020/04/12

阿部義彦

21
ちくま文庫新刊。内田先生の書き散らかした文章を編集者がまとめました。これといった答えなど無い事への対処法、身のこなしの実践編です。それには近道など有りません。生き延びるための処世術。2019/04/28

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