ちくま文庫<br> 無敵のハンディキャップ―障害者が「プロレスラー」になった日

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ちくま文庫
無敵のハンディキャップ―障害者が「プロレスラー」になった日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435507
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「障害者も健常者も同じ人間」。そんな空虚な幻想が健常者の無関心を誘い、障害者の苦悩を呼ぶのなら、ぶちこわすしかない。障害者同士のプロレス、さらには障害者対健常者のマッチメイクで「清く正しい」障害者像をひっくり返し、世間の度肝を抜いた「ドッグレッグス」、汗と涙と笑いの快進撃を描くノンフィクション。ちくま文庫化にあたり、20年後の新たなあとがきを加える。
解説 齋藤陽道

北島 行徳[キタジマ ユキノリ]
著・文・その他

内容説明

「障害者も健常者も同じ人間」。そんな空虚な幻想が健常者の無関心を誘い、障害者の苦悩を呼ぶのなら、ぶちこわすしかない。障害者同士のプロレス、さらには障害者対健常者のマッチメイクで「清く正しい」障害者像をひっくり返し、世間の度肝を抜いた「ドッグレッグス」、汗と涙と笑いの快進撃を描くノンフィクション。ちくま文庫化にあたり、20年後の新たなあとがきを加える。

目次

鍋のゴングが鳴り響く
ドッグレッグス誕生
女子大生を奪い合って
快進撃の始まり
就職と輪ゴムとソープランド
障害者対健常者
堕ちていく浪貝
大阪興行の光と影
荒波を渡る船
こんなに強い男なのに
禁断の愛に揺れて
洋子ちゃん
それいけ!菓子パンマン
家族
眩しいスポットライトの下で

著者等紹介

北島行徳[キタジマユキノリ]
1965年、東京生まれ。91年、障害者のプロレス団体「ドッグレッグス」を旗揚げし、代表に就任。毎日新聞社学生新聞部「毎日中学生新聞」の契約記者を4年間務め、97年2月よりフリーランスになる。98年、処女作『無敵のハンディキャップ』で講談社ノンフィクション賞を受賞。小説、ノンフィクション、漫画原作と幅広く活動する中、ゲームシナリオも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

81
題のみ知っていたこの本が20年後の著者のあとがきつきで再文庫化。身障者プロレス団体ドッグレッグスの主催者が描く、身障者たちのそれぞれの人生と、世間的な無垢の身障者像ではなく、俗に満ちた等身大の彼らの本音。福祉行政で援助があるものの、どうしようもない絶望をプロレスにぶつける障害者たちのあまりに人間臭い姿は、「下下戦記」「こんな夜更けにバナナかよ」を連想する。うーむ、これは傑作。20年後の著者や皆のその後などもある。見世物じみた悲喜劇を笑い飛ばすしかない……2019/01/09

鱒子

73
むちゃくちゃ面白かったー! 20年ほど前に水道橋博士がこの本を絶賛してらっしゃったのです。それ以来ずーっと気になっていました。今回絶版から復活の再文庫化!障がい者プロレス「ドッグレッグス」の始まりは、ボランティア女子をめぐる障がい者同士のなぐりあいだった!清くピュアな障がい者像をブッ飛ばす著者 アンチテーゼ北島(リングネーム)の筆が冴え渡る名作。2019/03/22

yomineko@ヴィタリにゃん

27
一気読み!障害者のプロレス軍団「ドッグレッグス」。1990年代の話なので現在彼らがどうしているかとても気になる。働いても1ケ月1万5千円~2万円にしかならない現実。その辛さをリングで発散する。死ぬのではないかとハラハラしながら読んだ。障害者が生きにくい日本の社会にプロレスの必殺技で戦いを挑む。彼らの姿に感動。この本を教えて下さったマイ読さんに感謝致します。オススメです!2019/01/20

ばななな

10
健常者と障害者、同じ人間として生きること。関心を持ってもらうこと。目を背けずに自分たちを見てもらうこと。 そんな綺麗な言葉じゃないんだろうな。綺麗も汚いも気持ち悪いも苦しいも、全てをさらけ出してプロレスをやってたんだろうな。 健常者相手に障害者が本気でプロレスができた時、一体どんな気持ちなんだろう。 観客、健常者、障害者それぞれの立場になって想像してみる。2019/03/07

ねむい

1
終始頭を殴られてる感じ。泥臭い部分も丁寧に描かれ、かつ一人一人に当たるライトが映すストーリー(家族、先の不安、恋愛)が人間味があり、爽快で美しい。清々しく温かくて癖の強い一冊だった…2021/09/23

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