ちくま文庫
貧乏まんが

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435200
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

青春、恋愛、犯罪、笑い…マンガが描く貧乏。水木しげる、赤塚不二夫、永島慎二、水野英子、松本零士、つげ義春、楠勝平、谷岡ヤスジほか。

山田 英生[ヤマダ ヒデオ]
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さよならつげ義春・寺

84
面白漫画アンソロジーのつもりで気軽に手に取ったが、これは現代的な良いアンソロジーだった。ギャグ作品もありながら、読後あれこれ考えさせられた。半分はかつて読んだものだったが、「貧乏」に絞って集められた時、改めて光るものがある。「貧乏また楽しからずや」という作品がある。これは確かにそうで、貧しい者が互いに持ち寄ればコラージュの様な幸福がある。人間は金が無くとも人があればどうにかなったりする。しかしやっぱり貧困が人間を損ねてしまっている瞬間を傷みと共に切り取った作品もある。貧乏の形は多様で何故か豊かなのである。2018/06/12

Vakira

49
老境まんがの隣に積んであったのでパラパラと。オオ~これも懐かしか~ んで購入。これも山田英生さんの編集だ。知らない作家もいたがどれも珠玉の名作ばかし。つげさんの漫画は貧乏に合うな~ 赤塚不二夫の「トキワ荘物語」いいわ~ 石森なかなかのいい奴。映画をおごってやったり、漫画描きを手伝ったり、石森と一緒に見た映画のリストが掲載。やっぱり名作見てますね~ 鈴木良雄って知らない漫画家でしたが「フルーツ宅急便」気に入りました。男おいどん きたなそう~2019/08/07

新田新一

47
貧乏を主題にした漫画のアンソロジー。昭和のつげ義春の作品から始まって、平成のこうの史代の作品で終わります。このシリーズは、自分の知らなかった作品を読めるので有難いです。この本では、水野英子の「ある雪の夜の物語」がそんな作品です。叙情的で美しい作品で、ハッピーエンドで終わるので安心して読めました。一番の好みは赤塚不二夫の「トキワ荘物語」です。トキワ荘で暮らしていた伝説的な漫画家たちが、苦しい時は協力し合って作品を生み出していたことが描かれて、感動しました。私の好きな石ノ森章太郎先生の優しさが心に染みます。2025/12/09

tomi

43
つげ義春・忠男兄弟、水木しげるから業田良家「自虐の詩」こうの史代「長い道」の抄録まで、貧乏生活を描いた漫画のアンソロジー。重い内容の作品が多い中に谷岡ヤスジのギャグ漫画が収録されていたりと多彩なセレクション。冒頭のつげ義春は流石だが、初めて読んだつげ忠男の「きなこ屋のばあさん」も良かった。良作揃いで現代の作品では鈴木良雄や、うらたじゅんの他の作品も読みたくなった。2018/09/17

gtn

36
楠勝平「おせん」の一篇。貧乏等、苦労は人生経験となり、他人への思いやりになると、最近まで無条件に思い込んでいたが、最近その考えを変えつつある。コンプレックスを抱えた者が、人並み以上の地位を得た途端、豹変した例をいくつか目の当たりにしたから。苦労は、人生の十分条件であって、必要条件ではない。2022/08/15

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