出版社内容情報
机や原稿用紙、万年筆などにまつわる身近な思い出話を通して、文学者たちの執筆活動の裏側を垣間見せてくれるアンソロジー。59篇収録。文庫オリジナル。
内容説明
机、原稿用紙、万年筆、鉛筆…。身近な文具にまつわるエッセイを通じて、家族や友人、師との関わり、若かりし日々の思い出、執筆に当たっての葛藤など、創作活動の秘密を浮かび上がらせるアンソロジー。全59篇収録。
目次
1 わたしの机たち(「机」(室生犀星)
「朱き机の思出」(里見〓(とん)) ほか)
2 机上風景(「書卓の上」(島村抱月)
「わたくしの執筆癖」(日夏耿之介) ほか)
3 原稿用紙と筆記具(「原稿用紙その他」(石川欣一)
「先輩の忠告」(安岡章太郎) ほか)
4 机の周辺(「地球儀」(澁澤龍彦)
「ファクス深夜便」(大岡信) ほか)
5 わたしの書斎(「書斎」(野村胡堂)
「書斎」(伊藤整) ほか)
著者等紹介
高橋輝次[タカハシテルツグ]
1946年三重県伊勢市生まれ、神戸市育ち。大阪外国語大学卒。創元社をへてフリー編集者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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