出版社内容情報
「改憲論議」の閉塞状態を打ち破るには、「虎の尾を踏むのを恐れない」言葉の力が必要である。四人の書き手によるユニークな洞察が満載の憲法論!
内容説明
「憲法九条をどうすべきか」。護憲派にも改憲派にも言い分はあるでしょう。しかし、原理主義的に考えているだけではこの閉塞状態はどうにもならない。これを打ち破るには、「虎の尾を踏むのを恐れない」言葉の力が必要なのだ。「九条と自衛隊のねじれによる病の効用」「男は戦争が大好き」「現実性より方向性」「普通の国のチープさ」などなど、他では読めない洞察が満載のユニークな憲法論。
目次
憲法がこのままで何か問題でも?(自衛隊と憲法の「ねじれ」について;憲法九条と自衛隊の「矛盾」 ほか)
改憲したら僕と一緒に兵隊になろう(拝啓天皇陛下様;憲法九条は去勢 ほか)
三十六計、九条に如かず(二〇〇六年、愛国発作を懸念する;国辱の元凶探しを恐れる ほか)
普通の国の寂しい夢―理想と現実が交錯した二十年の意味(明題はそこにあるのではない;「法」の彼岸で生きる人々と、それを見ている観客 ほか)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ
小田嶋隆[オダジマタカシ]
1956年東京赤羽生まれ。コラムニスト
平川克美[ヒラカワカツミ]
1950年東京生まれ。リナックスカフェ社長
町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962年東京生まれ。映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
ニッポンの社長ケツそっくりおじさん・寺
林 一歩
tetsu
秋 眉雄