出版社内容情報
運動会、遠足、家庭訪問といった学校行事や、文具、給食、休み時間の遊びなど、楽しかった思い出の数々が甦る。イラスト250点
内容説明
あのころは、毎日がお祭りのようだった。男女二人一組でやった日直の仕事。コッペパンと脱脂粉乳のミルク、アルミ容器の学校給食。廊下で興じたプロレスごっこ。階段の手すりを使った滑り台。作曲家の肖像画をいつの間にか覚えてしまった音楽室。ホルマリンの臭いが漂う理科室。待ち遠しかった運動会や遠足。晴れやかな気分の入学式と卒業式。誰にでも確かにあったあの時代の思い出の数々を、楽しい文章と豊富なイラストで活き活きとつづる。
目次
1章 学校生活編(入学式;朝礼;日直 ほか)
2章 教室・校庭編(木造校舎;廊下のプロレスごっこ、しっぺ;休み時間のミサイル・ゲーム ほか)
3章 思い出の行事編(授業参観;家庭訪問;映画鑑賞の日 ほか)
著者等紹介
奥成達[オクナリタツ]
昭和17年、東京都出身。詩人・エッセイスト。雑誌編集者、大学講師などを経て、現在フリー
ながたはるみ[ナガタハルミ]
昭和19年長崎県出身。イラストレイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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菱沼
1
私は昭和39年の小学校生活について調べたかった。1964年、第18回東京オリンピックの年のことだ。その役にはあまりたたなかったけれど、おもしろく読めた。絵が正確でいい。この絵をおかべりかさんにして読みたいような気もする。時代もそうだけれど、給食などについては地域によっても違うのだろうと思った。2015/01/14
・・・と見た。
1
この本にに書かれている昭和20年代の小学生は、自分のころとは全く時代が違う(40年近く)けれど、意外と「それわかる!」というようなポイントがいくつもあったりする。子供の世界って時がたっても案外変わらないんだなと思った。2012/06/24
ニッポニア
1
ノスタルジックに浸るのもいいけれど、図鑑という割にそれほどの深みはない。2012/04/14
ikedama99
0
あっという間に読み終わった。自分の小学生時代よりはやや上の世代か。だぶるところもある。0.9mmのシャープペンシルにあこがれたことを思い出しました。2012/03/17