内容説明
ドイツの戦術家メッケルから“日本最高の戦術家”と賞され、日露戦争の激戦地二〇三高地では攻略の立役者となった児玉源太郎。しかし、彼の地位は常に“ナンバー2”にとどまった。宰相の座を目前にしながら、“天辺の椅子”に坐ることなく、急死した、気骨ある明治の軍人の生涯を描いた長篇歴史小説の傑作。
目次
第1章 雲の階段(背後の影;北の戦場;軍師遭難;同胞の血;教導隊;忍ぶ恋;政変;華燭と銃弾;西国の疾風;篭城;再開;悪戯の天才)
第2章 三本の剣(異国の武人;ライン河畔;火薬の臭い;朝顔日記;空斎逝く;緑の下;戦いあと;閑日月;南の島で;大接近)
第3章 夕陽と泥濘(前夜;奇襲;轟く砲声;対立;山川草木;長蛇を逸す;山河哭く;惨憺たる勝利;政戦両略;日本海の海戦;戦いすんで;演戯;長すぎて)
著者等紹介
古川薫[フルカワカオル]
大正14(1925)年、下関に生れる。山口大学卒。山口新聞編集局長を経て、文筆生活に入る。平成3年『漂泊者のアリア』で第104回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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