ちくま文庫
三島由紀夫集 雛の宿―文豪怪談傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480423641
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0193

内容説明

戦後文学の華麗なる旗手・三島由紀夫は、実作と批評の両面において、現代日本の怪奇幻想文学興隆にも大きく寄与した天才であった。「仲間」「切符」「孔雀」などの怪談風短篇から、心霊小説としても異彩を放つ中篇「英霊の聲」、上田秋成、柳田國男、泉鏡花らへのオマージュ、出色の幻想文学論「小説とは何か」まで―「三島由紀夫による怪談文芸入門」と称すべき充実の一巻本選集、ここに誕生。

著者等紹介

三島由紀夫[ミシマユキオ]
1925‐1970。東京の四谷に生まれる。東京帝国大学法学部卒業後、大蔵省に入省するも九ヶ月で退職。すでに作家として創作活動を行っていたが、退職翌年に発表した『仮面の告白』で文壇での地位を確立する。70年、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げる

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長、現「幽」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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