内容説明
「てなもんや三度笠」「スチャラカ社員」「花王名人劇場」などなど、数々のヒット番組を世に送り出した名プロデューサーが、関わった芸人たちを通して上方芸能の真髄を探る体験的芸能史。エンタツ・アチャコ、ダイマル・ラケット、ミヤコ蝶々・南都雄二、高田浩吉、吉本興業の首領・林正之助、やすし・きよしなど、日本中を笑いでつつんだ“笑売人”たちの血と涙の十一の秘話。大幅加筆した決定版。
目次
エンタツ・アチャコの黄金時代
名コンビダイマル・ラケットの復活
ミヤコ蝶々・南都雄二の『漫才学校』
“ぼやき漫才”の元祖・都家文雄
別格の二枚目俳優・高田浩吉
浪漫リズムの暁伸・ミスハワイ
不運なり!ルーキー新一
吉本興業の首領・林正之助
“どつき漫才”正司敏江・玲児
九十歳の喜劇役者・曾我廼家五郎八
毎度お騒がせ・やすし・きよし
著者等紹介
澤田隆治[サワダタカハル]
1933年大阪生まれ。神戸大学文学部卒業後、朝日放送に入社。ラジオプロデューサーからテレビのディレクターとなり、「てなもんや三度笠」「スチャラカ社員」などのヒットを生む。その後、「新婚さんいらっしゃい!」などを企画、新しいトークショウの分野を開拓した。1975年東阪企画設立、「ズームイン!!朝!」「花王名人劇場」などを立ち上げ、漫才ブームの仕掛け人となる。2001年より帝京平成大学教授として、「笑い学講座」を立ち上げ、2006年「笑いと健康学会」を設立。現在もお笑い界のドンとして、新企画のプロデュースに精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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