角川文庫
忠臣蔵夜咄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043687138
  • NDC分類 210.52
  • Cコード C0195

内容説明

浅野内匠頭が刃傷に及んだのは、「松ノ廊下」ではなかった?「南部坂雪の別れ」の場面は後世の創作だった?赤穂浪士は「忠臣」ではなかった?そして、最大の謎とされてきた刃傷事件の真因とは?『四十七人の刺客』『最後の忠臣蔵』で斬新な忠臣蔵像を打ち出してきた著者が、数々の有名なエピソードを新たな視点から再検証、その意外な実像に迫る歴史エッセイ。井上ひさし、丸谷才一、森村誠一、南條範夫各氏との対談も収録。

目次

忠臣蔵の詩と真実(忠臣蔵夜咄;四十七人目の男はなぜ“逃亡”したのか?;映画『四十七人の刺客』;元禄忠臣蔵と「命の重み」)
忠臣蔵を語る(鼎談 いまなぜ忠臣蔵か;対談 忠臣蔵の新しい読みかた;対談 激しく生きてこそ)
四十七土銘々伝

著者等紹介

池宮彰一郎[イケミヤショウイチロウ]
1923年東京都生まれ。静岡県沼津市に育つ。軍隊生活ののち映画の脚本家として独立。92年『四十七人の刺客』で小説家としてデビュー、93年同作品で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

9
忠臣蔵の流れや色々な説が分かりやすくまとまっていて、面白かったです。2015/06/14

1
『四十七人の刺客』『最後の忠臣蔵』の著者による「忠臣蔵」関連エッセイ&対談集。忠臣美談という視点からは見えてこない「忠臣蔵」の面白さ。史料・文献の空白部分や矛盾を追いかけ、真偽の定かでない俗書の何気ない記述からフィクションを膨らませるノウハウがたいへん勉強になります。全体に平易な文章で読みやすく「忠臣蔵」の楽しみ方が広がる一冊。付録は「四十七土銘々伝」。四十七士のプロフィールをコンパクトにまとめて一人ずつ紹介。これが思いの外に素晴らしく「忠臣蔵」鑑賞の手引きにうってつけであります。星4つ。2016/04/18

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