ちくま文庫<br> 増補 サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 (増補)

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増補 サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 (増補)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 553p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480423078
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0136

内容説明

マンガでも音楽でも、今や誰もが知る作品などほとんどない。サブカルチャー自体が細分化し、誰が何を享受しているのか見えにくい。少女カルチャーや音楽、マンガ、AVなど各種メディアの歴史をたどり、それがどういう若者に受容されたかを分析することで、こうした不透明な状況が生じるまでを明らかにする。社会の大掛かりな変容を描き出した歴史的論考。新たに「サブカルチャー神話解体序説」を付す。

目次

序章 サブカルチャー神話解体序説―少女マンガ・音楽・宗教から見た若者たち
第1章 少女メディアのコミュニケーション
第2章 音楽コミュニケーションの現在
第3章 青少年マンガのコミュニケーション
第4章 性的コミュニケーションの現在
第5章 サブカルチャー神話解体論の地平

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会システム理論専攻。社会学博士。首都大学東京都市教養学部准教授

石原英樹[イシハラヒデキ]
1962年生まれ。東京大学教養学部卒業。社会調査、意思決定理論専攻。現在、日本女子体育大学講師

大塚明子[オオツカメイコ]
1965年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。日本近代の大衆文化・若者文化が専門。文教大学人間科学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

32
2012.01.12(初読)宮台真司他著。 (副題)-少女・音楽・マンガ・性の変容と現代。 (単行本へのあとがき) ◎本書成立の経緯。 1985、岩間夏樹-同窓。マーケットリサーチ会社、ライズコーポレーション株式会社設立に参画。統計調査。グループインタビュー。スポンサーに有益な研究成果を提供しつつ、データの学術的利用権を確保、留保。1993現在、まだ「思想のバブル」は終わっていない、はじけていない。2012/01/12

i-miya

29
2012.05.25(つづき)宮台真司他著。    2012.05.24 1990、『別冊太陽』、忍者について。 白土三平は山田風太郎の忍者小説に影響を受けた。白土三平により、新たな忍者像が描かれた。 ちばてつや、『紫電改のタカ』60年代マンガ、主人公=理想としての身体、でることをやめて、「相対的な社会」に翻弄される、「小さな個人」へと変化するのに連動。 「小さな個人」が、それなりの力を発揮するのに必要な、特技、知恵、訓練を描きこむ「リアリズム表現」を急発展させた。 石川球太、『闘犬アラシ丸』(1963)2012/05/25

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28
2012.02.01(つづき)宮台真司他著。 1.80年代的神話の解体に向けて。 ◎文脈欠く言説-「煽(あお)り言葉」と「癒し言葉」。 80年代に同時代を対象としたコトバ自体が、多くは浮遊するバブルだった。◎第二フェイズ(1950代-1970代)。 イエや世間から疎外されて苦しむ<若者>登場。「清く、正しく、美しく」から「かわいい」へ。子供のまま性的になる宣言。2012/02/01

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26
2012.06.22(つづき)宮台真司・石原英樹・大塚明子著。 2012.06.18 なぜ「ヤマト」だったのか。 <サブライム>支持。 コックピット派。 ピンクレディ後の、光GENJIなどのアイドルと等価な熱狂。 メディアミックス的構造。 セル画、声優、サウンドトラック、劇場空間、TVなどのメディアミックス。 それに、プラス、現実と完全に切り離された「無害な異世界性」であり、そこに、展開する、「愛」、「純粋」、「絆」、-誰も反論しようのない形象と結びついたカタルシスである。   2012/06/22

i-miya

26
2012.03.20(つづき)宮台真司他著。 2012.03.20  破壊された伝承線を代替、「メディアを通じたモデル習得」が発達史的に極めて重要になる。家柄・学歴など「取り消せない初期値」が意識され始める。 自分の自由になるものは、近隣の人間関係「友人関係・恋愛関係」しかない、という感覚の醸成。2012/03/20

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