内容説明
話し上手な人というのは、ネタのおもしろさや話し方のうまさもあるが、質問がうまくて相手からおもしろい話が引き出せる、という面を必ずもっている。逆に質問がうまければ、自分に実力がなくても優れた人から情報が引き出せる。話す内容をおもしろくするのは難しいが、質問は鍛えれば誰でもうまくなる、すなわち技化できるものなのだ。谷川俊太郎、河合隼雄、村上龍、黒柳徹子、ダニエル・キイスなどの対話名人から学ぶ技。
目次
第1章 「質問力」を技化する(「質問力」を鍛えるトレーニングメニュー;「質問力」の達人になる)
第2章 いい質問とは何か?―座標軸を使って(「具体的かつ本質的」な質問を意識する;頭を整理させてくれる質問 ほか)
第3章 コミュニケーションの秘訣(1)沿う技(「うなずき」から「言い換え」へ;相手に共感して深めていく「沿う技」 ほか)
第4章 コミュニケーションの秘訣(2)ずらす技(相手に沿いつつずらす技;ずらすコツは具体と抽象の往復運動 ほか)
第5章 クリエイティブな「質問力」(ダニエル・キイスと宇多田ヒカルの共感;相手の経験世界に沿うクリエイティブな「質問力」 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞受賞)が話題を呼ぶ。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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