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ちくま文庫
乗っ取り弁護士

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480421067
  • NDC分類 327.14
  • Cコード C0136

内容説明

こんな悪どいヤツがいたとは。ぼく大な資産を持つ社長とその会社を食いものにする悪徳顧問弁護士。ひょんなことから、かかわり合いになった著者が、同じ弁護士として全面抗争へ!バブルを背景にチミモウリョウがうごめく裏経済の面々や突破者も登場し、小説さながらの展開となってゆく。会社乗っ取りの実際など驚愕のドキュメント。

目次

第1章 緒戦完敗(一九九三・四~一九九三・五)―資産一〇〇億の御曹司を食い物にした悪徳弁護士に挑む
第2章 反撃への準備(一九九三・六~一九九三・八)―盟友・キツネ目の男、宮崎学が参戦
第3章 いざ、反撃へ(一九九三・八~一九九五・一二)―悪徳弁護士に「除名」の鉄槌を!
第4章 被害者同盟の成立と内部分裂の危機(一九九六・一~一九九六・一二)
第5章 形勢逆転!(一九九七・一~一九九七・七)―稲山に除名処分
第6章 稲山陣営分裂!(一九九七・七~一九九八・一)―岩本弁護士、そして好子がわが陣営へ!
第7章 追撃、また追撃(一九九八・二~一九九八・一二)
終章 勝者なき闘い

著者等紹介

内田雅敏[ウチダマサトシ]
1945年、愛知県生まれ。1968年、早稲田大学法学部卒業。日弁連人権擁護委員会委員、日弁連接見交通権確立実行委員会副委員長を経て、日弁連憲法委員会委員、東京弁護士会憲法問題協議会副委員長。弁護士としての通常業務の他に、花岡事件、香港軍票問題などの戦後補償請求裁判に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideki Ando

2
悪徳弁護士との戦いを描いたノンフィクション。相手のやることも相当だが,著者も豪快な手段で対応している。魚住昭の解説も本書にあっており非常に良かった。2019/01/17

チェケ

1
文章がかなり「イキっている」「カッコつけている」ので時々読んでいて鼻につくがめちゃくちゃ面白い。悪徳弁護士稲山のキャラ立ちが凄い。岩本弁護士が寝返る場面にはワクワクする。作者が後に発表された漫画作品に対して「この本のパクリだ」と裁判を起こして結局負けてるのはダサい。2019/02/10

ちーけん

0
著名な弁護士が、自分の担当した「悪徳弁護士」との対決事件を生々しい筆致で書き上げた、かなり異色のノンフィクション。法律をめぐる争いが主な内容なのでかなり高度な知識を読者に要求する本だけど、それ以上に著者が感情むき出しで悪徳弁護士と対決&追い詰めていく過程が面白すぎて、読み始めると止まりません。関係者の多くが微妙な仮名で登場するのですが、この仮名を見て、「あ、あの人物のことだな」と何人わかるかで、その読者の「裏社会に詳しい度」が計れると思います(笑)。突破者・宮崎学氏の意外な素顔も見える読み所満載の一冊!2011/08/14

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