内容説明
気は利かず無粋で、女心はさっぱり…。打算や計算やマヤカシはない。その上、なんの実りもない。でも爽やか。これぞ男の中の男だ!東映任侠映画に立ち居振舞いとファッションを学び、童貞なのにエロ漫画を描く。漫画家、雑文家、映画監督、役者として、ノーボーダーにメディアを泳ぐ、J太郎アニキの青春記録。
目次
十年ひと昔
虚構の男たち
夜の帝王
噂の女
男の教室
男が女を口説くとき
爆発!!恋愛遊戯
激突!!試験地帯
男で行こう!!
ヤボテン〔ほか〕
著者等紹介
杉作J太郎[スギサクジェイタロウ]
1961年愛媛県生まれ。本名・杉恭介。漫画家、俳優、コメンテーター、映画監督。男の墓場プロダクション代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
10
男の美学とはなんぞや。少なくともこの本の中に答えはない。2016/07/15
乙郎さん
2
エッセイと漫画を合わせたような作品。中年青春文体とも言うべきか。笑わされる中にノスタルジックになる瞬間もあり面白かった。2023/04/29
ガンジス川沐浴子
1
あまり面白くない。 もっとコッテリしていてもいいと思う。 2箇所くらい笑った。2018/04/20
v&b
1
つらい時に読んだ。エッセイと絵(漫画)の複合体・集成。今までなぜか読むのが怖くて、積読にしておいたのが勿体なかった。名著というか傑作というか。全く構成が異なるという『ヤボテンとマシュマロ』も読みたい。書き手は、人間としてもほんとうに尊敬してます。タナダユキさんによる解説も秀逸。ことあるごとに読み返したい。2012/09/23
たみや
0
男のファッションについて言及した部分があり、いつかは自分も”マムシの兄弟”みたいな格好で外出できる男になりたいです。2017/02/09