内容説明
資本制経済のうねりが非西洋世界に与える衝撃を目のあたりにして、社会問題へのマルクスの関心は地球規模に拡大する。『ニューヨーク・デイリー・トリビューン』紙への寄稿記事とともに、後年パリ・コミューンに際会し起草した『フランスの内乱』とドイツ労働者党イデオロギーへの批判的解釈『ゴータ綱領批判』を併せ収録。
目次
フランスの内乱―国際労働者協会総評議会への呼びかけ
ゴータ綱領批判(ヴィルヘルム・ブラッケへの手紙;ドイツ労働者党綱領への欄外注釈;付録 ドイツ労働者党綱領(ゴータ綱領草案))
時局論(上)インド・中国論(インド論;中国論)
著者等紹介
辰巳伸知[タツミシンジ]
1959年生まれ。大阪大学大学院博士課程。佛教大学助教授
細見和之[ホソミカズユキ]
1962年生まれ。大阪大学大学院博士課程。大阪府立大学助教授
村岡晋一[ムラオカシンイチ]
1952年生まれ。中央大学大学院博士課程。中央大学教授
小須田健[コスダケン]
1964年生まれ。中央大学大学院博士課程。中央大学ほか非常勤講師
吉田達[ヨシダトオル]
1964年生まれ。東北大学大学院博士課程。東北大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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