感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なちょ
5
同じシリーズのギリシャ神話が読みやすかったので図書館で借りました。いろんな面があるオーディンやロキが興味深かったです。少しですがこれで知識も出来たので、より深い北欧神話を読んでみようと思います。2014/02/11
袖崎いたる
4
今迄触れようと思って触れられずにいた北欧神話にやっと触れた。この本はどちらかというと抄本に分類されるのかしら。それでも全体像はぼんやりと掴むことはできた。北欧神話では神々が自由闊達に生を謳歌しているというのではなく、たとえある場面ではそう見えるとしても、しかしこの世の終わり、最終戦争が必ず後に控えているという危機感の中に絶えずあるという、一風変わった世界観があるのだ。そこには死を生き続けるような存在態度があるのではないか(普通感覚としては聖書的表現の「死を死」に続けるのがぼくらじゃないかしら)とか思った。2015/06/08
kottono
1
神様ごとに神話が乗っている。神話だけでなく神様についての考察もある。読みやすい。2013/02/26
ushjszidxkskils
0
同じ北欧神話でも文献によって記述に食い違いがあるもののようですが、この本はそれらをそのまま紹介してくれてる感じでした。自分が今まで読んだ北欧神話の本はそこまでちゃんとは憶えてないので印象なんですが、矛盾の無い説を選択して統一感を持たせたうえで紹介してる感じで、この本を読む事で同じ北欧神話と言っても一つの決まった説に留まらず色々諸説あるのだなと意識する事が出来たと思います。時代によってはオーディン以外が主神だったのが変遷してきたであろう話なども。2021/09/15