出版社内容情報
世界はいかに<発見>されていったか。人類の知が全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、時代ごとの地図に沿って描き出す。貴重図版二〇〇点以上。
内容説明
世界はいかに“発見”され、認識されていったのか。マルコ・ポーロの『東方見聞録』から、コロンブスら探検家たちによる大航海時代、ジェームズ・クックによる太平洋の島々の発見、19世紀の極点制覇まで。大英博物館地図室長をつとめた地理学史家が、貴重な歴史的地図約220点に沿って探検史・地図史を詳述した、世界全史と言うべきものが本書である。幻の土地を求めて未知の海を進み、冒険を重ねた人類の知―それが徐々に全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、多彩なエピソードと共に余すところなく描きだす。
目次
第1部 東洋への道
第2部 西方への道
第3部 北方への道
第4部 香料諸島とカタイ
第5部 南海
第6部 大陸と極地
著者等紹介
スケルトン,R.A.[スケルトン,R.A.] [Skelton,Raleigh Ashlin]
1906‐70年。英国の地図学史研究者。ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジを卒業、大英博物館印刷書籍部門の管理助手となる。第二次大戦後、大英図書館に戻り、1950年から退職する1967年まで地図室室長をつとめる。イギリス王立地理院の刊行誌“Geographical Magazine”に連載執筆。1957‐70年、地図学学術誌“Imago Mundi”の総編集長。1962年より1年間ハーバード大学ワイドナー記念図書館の地図キュレーター。ジェームズ・クックのニューファンドランド諸島地図の研究、ヴィンランド・マップの真正性の証明などの業績を遺す
増田義郎[マスダヨシオ]
1928年生まれ、2016年没。東京大学名誉教授。文化人類学、歴史学(ラテンアメリカ史)
信岡奈生[ノブオカナオ]
駿河台大学教授。文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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