感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
21
(図書館本)丘の上の林檎園を毎日眺めている小さな1本の林檎の木のお話。レトロ感満載の絵がとても雰囲気良く素敵です。最後はどうなるのかと思っていたら、、、、明るい未来でホッ。2016/05/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
20
「こどものとも」人気作家のかくれた名作10選 りんご園から離れている1本のりんごの木は、りんご園の仲間に入りたくてしかたありません。けれど木は自分では動けないのです。どうにかしてりんご園に行きたい木ですが、やがてすぐ近くに新しい芽が!もう一人ぼっちじゃなくなりますね、きっと。2020/03/09
ヒラP@ehon.gohon
11
リンゴ園から離れた場所に育った一本のリンゴの木は、仲間たちのところへ行きたくて仕方ありません。 このシチュエーションにどの様な意味を求めれば良いのでしょう。 木は動けないのです。 でも、仲間を作ることはできるのですね。 カラスのおかげでしょうか? 落ちた実から新しい息吹きが芽生えて来ました。 いつの日にか大きく育って仲間が増えるのでしょうか。 おじいさんたちが育ててくれるのでしょうか。 小さなリンゴの木の願いがかなうように、祈りたいと思います。2016/10/28
いっちゃん
11
リンゴ園から少し離れたところに、一本だけ生えてるリンゴの木。仲間に入りたかったけど、自分では動けない。でも、動けないけど、自分の力で仲間を増やすことができて、良いラストだった。ゆくゆくは、リンゴ園に仲間入りかな。2015/07/09
遠い日
11
翻訳ものの絵本のような味わい。丘の上のりんご園を眺めては、ひとりぼっちを寂しく思う小さなりんごの木の物語。静かに移ろう四季が美しい。動くことは叶わない木の、心。季節は巡り、いつの間にか小さな苗木を育むことになっていた自然の摂理が、ちょっと嬉しくもある。2014/03/14




