ちくま学芸文庫<br> 隊商都市

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隊商都市

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480098788
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C0120

出版社内容情報

通商交易で繁栄した古代オリエント都市のペトラ、パルミュラの遺跡に立ち、往時に思いを馳せたロマン溢れる歴史紀行の古典的名著。通商交易で繁栄した古代オリエント都市のペトラ、パルミュラなどの遺跡に立ち、往時に思いを馳せたロマン溢れる歴史紀行の古典的名著。解説 前田耕作

ミカエル・ロストフツェフ[ミカエルロストフツェフ]
著・文・その他

青柳 正規[アオヤギ マサノリ]
翻訳

内容説明

急峻な岩山がそそり立つなかに忽然とその幻想的な姿を現すペトラ。ジェラシュ、パルミュラ、ドゥラなどの都市とドラマティックな隊商路の動き、そして文化の十字路としての役割。本書は、メソポタミア、エジプト、ギリシア、地中海、文明揺籃の地に囲まれキャラバン交易で繁栄した古代オリエント都市の遺跡に立ち、往時の繁栄に思いを馳せた紀行、歴史書である。原書刊行からすでに85年以上の歳月が経過しているが、考古学的資料に基づき往時の光景を再現させる筆致はいまでも色あせることはない。

目次

第1章 隊商貿易とその歴史
第2章 ペトラ
第3章 ジェラシュ
第4章 パルミュラとドゥラ
第5章 パルミュラの遺跡
第6章 ドゥラの遺跡

著者等紹介

ロストフツェフ,ミカエル[ロストフツェフ,ミカエル] [Rostovtzeff,Michael]
1870‐1952年。ウクライナのキエフで生まれる。ペテルスブルグ大学卒業後、同大学の教授、ロシア学士院の会員となる。十月革命後ロシアを去り、イギリスを経て1925年よりイェール大学に移る。二十世紀前半最大のギリシア・ローマ史および考古学の学者の一人

青柳正規[アオヤギマサノリ]
1944年中国大連生まれ。東京大学大学院修了。東京大学名誉教授。国立西洋美術館長、文部科学省文化庁長官を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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拓也 ◆mOrYeBoQbw

26
紀行随筆。旧ソ連の亡命歴史学者ロストフツェフによる中東シルクロードの隊商都市、ペトラ、ジェラシュ、パルミラ、ドゥラの4都市への紀行随筆で1931年に発表された一冊になります。中東の研究者らしく都市遺跡の情景のみならず、国家都市の歴史とルートの関係性が詳細に描かれ、今読んでも十分過ぎる読み応えとなっています。アーヴィング『アルハンブラ物語』の様な物語性は薄いですが、1920年代の描写というだけで貴重。シリア内戦で破壊、盗掘された遺跡も多いので感慨深い一冊となりました(・ω・)ノシ2018/08/10

あさみ

4
ペトラ遺跡は、ファサードなどの遺跡全体は見事だけど、碑文は単調で乏しい内容しかないと一刀両断。確かに、お墓ですと説明を受けたけれど、誰のという具体的な人物のという内容は少なかったかも。今も分かっていないのかな。そのためか遺跡そのものの解説というより、歴史上の地理的ポイントとしての役割の解説がメイン。同じヨルダンの遺跡だけど、ジェラシユはもう少し遺跡そのものの説明が多い。ペトラを読みたくて入手したけれど、この著者さんはパルミュラをかなり重要視していた印象。破壊されてしまったのが残念でなりません。2020/06/24

まんげきょう

0
この本のうち、ペトラとジェラシュを読みました。ナバテアがどうしてローマ帝国に一滴の血を流さずに属州となったのかその理由のひとつを見つけた気がします。 興味深い内容ですが、この地域の本が続いたのでちょっと休憩します。2019/06/26

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