出版社内容情報
数学でも「大づかみに理解する」ことは大事。グラフ化=可視化は、関数の振る舞いをマクロに捉える強力なツールだ。世界的数学者による入門書。
I.M.ゲルファント[I.M.ゲルファント]
E.G.グラゴレヴァ[E.G.グラゴレヴァ]
E.E.シノール[E.E.シノール]
坂本 實[サカモト ミノル]
内容説明
グラフは数式や関数を目に見える形で表現したもの。私たちは中学校で一次関数を勉強したときから、関数をグラフで表すことを当たり前のようにやってきているが、数式が複雑になるとお手上げという人もいるかもしれない。必要なのは、基本となるグラフとの関係を見抜いて“類推”すること。この数学的思考力があれば、微積分の知識を使わなくても様々な関数のグラフを描くことができるし、そこから「そもそも関数とは何か」という深い本質も見えてくる。世界的数学者が初学者のために書き上げた、「やさしい数学入門」シリーズ第2弾。
目次
第1章 いくつかの例
第2章 1次関数
第3章 関数y=|x|
第4章 2次関数
第5章 1次分数関数
第6章 べき関数
第7章 多項式関数
第8章 有理関数
著者等紹介
ゲルファント,I.M.[ゲルファント,I.M.] [Gel’fand,I.M.]
1913‐2009年。ロシア帝国(現ウクライナ)オデッサ生まれ。1932年にモスクワ大学に入学しコルモゴロフに師事。関数解析、表現論をはじめ一つの分野にとどまらない多様な業績を挙げた。米国科学アカデミーやパリ科学アカデミー等の国外会員を務めたほか、京都賞など受賞多数
グラゴレヴァ,E.G.[グラゴレヴァ,E.G.] [Glagoleva,E.G.]
1926‐2015年。モスクワ生まれ
シノール,E.E.[シノール,E.E.] [Shnol’,E.E.]
1928‐2014年。モスクワ生まれ
坂本實[サカモトミノル]
1936年、高知県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。専修大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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