ちくま学芸文庫<br> 未開社会における性と抑圧

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ちくま学芸文庫
未開社会における性と抑圧

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月05日 02時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480097750
  • NDC分類 389
  • Cコード C0139

出版社内容情報

人類における性は、内なる自然と文化的力との相互作用のドラマである。この人間存在の深淵に到るテーマを比較文化的視点から問い直した古典的名著。

B.マリノフスキー[マリノフスキー]

阿部 年晴[アベ トシハル]

真崎 義博[マサキ ヨシヒロ]

内容説明

「エディプス・コンプレックスはあらゆる社会に存在する」とフロイトは説いたが、マリノフスキーはこの仮説に対し民族誌的資料を駆使し、それが近代西欧の家父長制的社会特有の現象であると根底から相対化してみせた。近代的社会人類学の確立者として学説史に不朽の名を刻んだマリノフスキーが、性において人類の内なる自然と文化的力との相互作用のドラマを考察した古典的名著で、家族の起源、近親相姦の禁忌、父系制と母系制との関係等いまだ多くの示唆を与えてくれる。また、文化の概念をはじめ、彼の主要な理論、概念が展望でき、マリノフスキー理解の恰好な入門ともなっている。

目次

第1部 コンプレックスの形成(問題点;父権制と母権制における家族 ほか)
第2部 伝承の鏡(母権制におけるコンプレックスと神話;疾病と倒錯 ほか)
第3部 精神分析と人類学(精神分析と社会科学との間の裂け目;「抑圧されたコンプレックス」 ほか)
第4部 本能と文化(自然から文化へ;発生期の文化の揺籃としての家族 ほか)

著者等紹介

マリノフスキー,B.[マリノフスキー,B.] [Malinowski,Bronislaw Kasper]
1884‐1942年。クラクフ生まれ。イギリスの人類学者。トロブリアンド諸島でのフィールド・ワークに基づいた画期的な民族誌『西太平洋の遠洋航海者』を刊行。ラドクリフ=ブラウンとともに機能主義人類学を確立し、後の社会・文化人類学の発展に大きく寄与した

阿部年晴[アベトシハル]
1938年和歌山県生まれ。埼玉大学名誉教授。専門は、文化人類学、アフリカ研究、神話論

真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年東京生まれ。翻訳家。文芸書を中心に多数の翻訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品