ちくま学芸文庫<br> 間主観性の現象学〈3〉その行方

個数:

ちくま学芸文庫
間主観性の現象学〈3〉その行方

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 08時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096920
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0110

出版社内容情報

間主観性をめぐる方法、展開をへて、その究極の目的(行方)が、真の人間性の実現に向けた普遍的目的論として呈示される。壮大な構想の完結篇。

内容説明

「間主観性」をめぐる、その方法(第1巻)、その展開(第2巻)をへて、フッサールが目指した究極の目的(行方)が、真の人間性の実現に向けた普遍的目的論として、本書により初めて明らかにされる。この目的論において開示された、各文化の生活世界に根ざした人格共同体における理論理性と実践理性の実現は、多文化相対主義や自文化中心主義の抗争と迷妄の本質を照らしだし、それを克服しうる明確な指針と理念を与える。間主観性論のさらなる展開は、他の諸学問との学際的協働研究や、伝統と文化のことなる「間文化性」の研究を進展させ、その可能性を大きく開く。待望の本邦初訳。全三巻完結。

目次

第1部 自我論(自我と自己;自我に対する外的態度と内的態度 ほか)
第2部 モナド論(自我とモナド;モナドの現象学 ほか)
第3部 時間と他者(想起・想像・準現在化;想起・予期・感情移入 ほか)
第4部 他者と目的論(モナドと目的―誕生と死;原事実性の目的論 ほか)

著者等紹介

フッサール,エトムント[フッサール,エトムント] [Husserl,Edmund]
1859‐1938。ドイツの哲学者。現象学を創始し、「厳密な学としての哲学」を構築する。現象学の理念は、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ、レヴィナス、デリダなどに継承され、現代思想の諸潮流に計り知れない影響を与え続けている

浜渦辰二[ハマウズシンジ]
大阪大学教授

山口一郎[ヤマグチイチロウ]
東洋大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

19
前巻から引き続き異常って言葉が出てくる。 ここでなんか引っかかりを覚えるんだよな。 フッサール、知的障害などを、人間以下ってみなしてない? それは危うい思想だと思う。 モナド論が難しい。 そもそも、設定自体恣意的なのではって思ってしまう。 虚構についての話が面白い。 認知をめぐるSFのアイディアになりそう。 タイトルにあるように、現象学のその先に踏み込んでいる。 2024/01/18

鏡裕之

0
ライプニッツのモナドを援用して、間主観性、他者の存在、同一の世界の存在、人間関係に迫る一冊。断片的だが、セックスにも切り込もうとしている。2015/10/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9848248
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。