巨大ロボットの社会学―戦後日本が生んだ想像力のゆくえ

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589040411
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C1036

出版社内容情報

巨大ロボットの登場するアニメ作品の世界と、玩具・ゲーム・観光といったアニメを超えて広がる巨大ロボットについて、社会学のアプローチで分析する。日本の文化における巨大ロボットとは何なのか、それに託して何が描かれてきたのかを明らかにする。

内容説明

荒唐無稽な想像力のなかを覗き込めば、社会の“リアル”がみえる。マジンガーZ、ガンダム、エヴァンゲリオン、パトレイバー…現実離れした「巨大な人型ロボット」を生み出してきた日本のアニメ。そのアニメの世界観とアニメから現実世界への延長(ゲーム・玩具・観光)を分析することで、戦後日本の社会を鮮やかに描き出す!

目次

第1部 「巨大ロボット」とは何か(巨大ロボットの想像力;持続する巨大ロボットアニメの想像力―新作TVアニメ放送作品数の年次推移から;海外におけるロボットアニメ事情―アメリカを中心に)
第2部 「巨大ロボット」を社会学する(巨大ロボットと身体―「人型」であることの意味;巨大ロボットとジェンダー―『機動警察パトレイバー』と働く女性の未来;「組織」としての巨大ロボット―巨大な力を支えるもの;巨大ロボットと宗教―「神にも悪魔にも」;巨大ロボットと戦争―『機動戦士ガンダム』の脱/再神話化)
第3部 「巨大ロボット」と現実世界(巨大ロボットとビデオゲーム―物語世界の接合を可能にする場の構造;巨大ロボットと玩具/模型―虚構を内部化/外部化するメディア;巨大ロボットと観光―現実・情報・虚構空間をめぐる想像力と創造力)

著者等紹介

池田太臣[イケダタイシン]
甲南女子大学人間科学部教授

木村至聖[キムラシセイ]
甲南女子大学人間科学部准教授

小島伸之[コジマノブユキ]
上越教育大学人文・社会教育学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

内島菫

20
人型であれば個としての人間らしさがもとめられるアメリカのロボット観との比較で、日本の巨大ロボットが「人型でありながら意志をもたず、道具でありながらどこかヒーロー然としている」と評されている。私にはこれが日本人そのものをも言い当てているように思えてならない。イタリアのサブロ・ムラカミの著書からの引用「日本のものと、『スーパーマン』『バットマン』などといったアメリカのコンテンツとの違いは、日本の物語においては『犠牲』や『悲惨さ』はポジティブな素質として描かれていることだ」とも響き合う。2021/07/15

西澤 隆

2
一昔前の「ウルトラマン研究序説」のようなものを想像して読み始めたがずっと論文寄りの大真面目な社会学。個人的には8「巨大ロボットと戦争」での戦争への関わり方の3つの図が明快で興味深かった。いわゆる「ネトウヨパヨク」な人たちは圧倒的な正義と悪の対決構図にいろんなことを落とし込む単純な世界観を持つひとが少なからずいるけれど実際には両者に両者の正義があり対立することは容易に想像がつくわけで、この構図を「ガンダム」を借りて説明すると腑に落ちるひともいるかも。それ自身の「研究」も説明の「手段」化もどちらもありだな、と2023/08/22

takao

2
ふむ2022/10/28

(ま)

2
日経推薦ヲタク本 搭乗型巨大ロボットアニメを社会学する 滑ってる感じがするところも・・・2020/01/16

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