ちくま学芸文庫<br> 名画とは何か

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名画とは何か

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096845
  • NDC分類 723
  • Cコード C0170

出版社内容情報

西洋美術の碩学が厳選された約40点を紹介。なぜそれらは時代を超えて感動を呼ぶのか。アートの本当の読み方がわかる極上の手引き。解説 岡田温司

内容説明

ボッティチェッリ“ヴィーナス誕生”、ベラスケス“宮廷の侍女たち”、レンブラント“夜警”、ピカソ“ゲルニカ”―これら誰もが知る傑作は、なぜ時代を超えて人びとの心に感動を呼び起こし、いまなお多くの謎を投げかけてくるのか。名画を名画たらしめているものとは、いったい何なのか。作品を天才による才能の発露としてのみならず、時代の精神を体現するものとして「文明」とのかかわりで読み解く広大な眺望を切り開いてきた美術界の碩学が、約40点の名画を精選。一点一点丁寧に、味わい深く解説する。その思想の核が凝縮された珠玉の美術入門。

目次

名画とは何か
付録 若きミケランジェロ

著者等紹介

クラーク,ケネス[クラーク,ケネス] [Clark,Kenneth]
1903‐1983年。イギリスの美術史家。オクスフォード大学卒業後、バーナード・ベレンソンに師事。1934年、若くしてロンドンのナショナル・ギャラリー館長となる。以後オクスフォード大学教授、英国美術協議会会長、大英博物館理事、ロンドン図書館長などを歴任

富士川義之[フジカワヨシユキ]
1938年生まれ。英文学者、文芸批評家。都立大学助教授、東京大学教授、駒沢大学教授を歴任。『風景の詩学』『ある文人学者の肖像』(読売文学賞受賞)などの著書のほか、文学作品から音楽、美術まで幅広い翻訳活動でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kaori

31
「名画とはなにか?」そう問われて各々が思い浮かぶ名画は様々だけれど、思考も嗜好も多様化した今、教科書や全集に載るような作品をしたり顔で名画だな~なんて言うのは恥ずかしいなんて思うことありません?皆が言うからではなく、自分はその価値を見いだせる、本質が分かる人間だからと。そんなこと思わなくてもぜーんぜん大丈夫。と、ケネス・クラークは仰っています。確かにその歴史背景を知れば知るほど美しいの一言だけではすまされない名画が多い。だが、それを知ってなお美しさを感じるのも名画だ。好きなものは好きでいいのね♪2015/10/02

takaya

14
イギリスの著名な美術史家による二つのエッセイ集。最初の『名画とは何か』は、名画の条件とは何か定義するものですが、個々の作品を名画とする解説が不十分な感を持ち、期待外れでした。二つ目のエッセイの『若きミケランジェロ』のほうは、個々の作品の解説を楽しめました。2022/05/12

ラウリスタ~

14
とても短く、そしてとても平明に書かれている。図版が豊富で読んでいて楽しい。ミケランジェロ論が付録として付いている。絵画の評価なんて結局人それぞれだとか、そもそも投資目的なんじゃといった見方に反論し、名画とは単独で存在するわけではなく、歴史の厚みのなかで生まれるものだと主張する。ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画についての解説はとても面白く、じっくりと見てみたくなる。2015/09/17

A.T

13
中野京子さんの名画解説に比べると、痒いところに届かない。教養がないので、ケネスクラークは時期早々だったようだ。また出直して読んでみよう。2018/05/24

まこ

11
芸術作品の解説本で紹介される作品は、元の作者の代表作だけでなく、著者の好みも反映される。この本はその傾向がすごく強い。おまけでミケランジェロを取り上げたこと含めて読んだ当人の中で名画とはどんなものかを考えるきっかけにする本だと思う。紹介される絵画はカラーで見たかった。 この方にとって日本画はどう判断するんだろう、名画ってなんだろう2020/10/11

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