出版社内容情報
西洋美術の碩学が厳選された約40点を紹介。なぜそれらは時代を超えて感動を呼ぶのか。アートの本当の読み方がわかる極上の手引き。解説 岡田温司
内容説明
ボッティチェッリ“ヴィーナス誕生”、ベラスケス“宮廷の侍女たち”、レンブラント“夜警”、ピカソ“ゲルニカ”―これら誰もが知る傑作は、なぜ時代を超えて人びとの心に感動を呼び起こし、いまなお多くの謎を投げかけてくるのか。名画を名画たらしめているものとは、いったい何なのか。作品を天才による才能の発露としてのみならず、時代の精神を体現するものとして「文明」とのかかわりで読み解く広大な眺望を切り開いてきた美術界の碩学が、約40点の名画を精選。一点一点丁寧に、味わい深く解説する。その思想の核が凝縮された珠玉の美術入門。
目次
名画とは何か
付録 若きミケランジェロ
著者等紹介
クラーク,ケネス[クラーク,ケネス] [Clark,Kenneth]
1903‐1983年。イギリスの美術史家。オクスフォード大学卒業後、バーナード・ベレンソンに師事。1934年、若くしてロンドンのナショナル・ギャラリー館長となる。以後オクスフォード大学教授、英国美術協議会会長、大英博物館理事、ロンドン図書館長などを歴任
富士川義之[フジカワヨシユキ]
1938年生まれ。英文学者、文芸批評家。都立大学助教授、東京大学教授、駒沢大学教授を歴任。『風景の詩学』『ある文人学者の肖像』(読売文学賞受賞)などの著書のほか、文学作品から音楽、美術まで幅広い翻訳活動でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kaori
takaya
ラウリスタ~
A.T
まこ