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ちくま学芸文庫
ニーチェ―自由を求めた生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 163p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480094384
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0123

出版社内容情報

現代哲学の扉をあけた哲学者ニーチェ。激烈な思想に似つかわしくも激しいその生涯を描く。フランス発のオールカラー・グラフィック・ノベル。

内容説明

神の死を宣言するとともに、現代哲学の扉をあけた巨人ニーチェ。後世の思想に多大な影響を与えた著作に似つかわしくも激しいその人生は、一体どのようなものだったのか?生い立ちから当時の知識人たちとの相克までを通して、哲学者の内面における知的格闘を描く。今日のヨーロッパで人気の思想書著者によるテクストを下敷きに、気鋭のアーティストが描くオールカラーのバンド・デシネ(フランス発のグラフィック・ノベル)を本邦初訳、文庫サイズで刊行。平明な訳者解説と登場人物紹介・年譜を付す。

著者等紹介

オンフレ,ミシェル[オンフレ,ミシェル][Onfray,Michel]
1959年、フランス・オルヌ生まれ。哲学博士。高等学校の哲学教師を経て、各地で市民大学を創設。著作も多く、訳書は30か国近くで刊行されている

ル・ロワ,マクシミリアン[ルロワ,マクシミリアン][Le Roy,Maximilien]
1985年パリ生まれ。画家。『ツァラトゥストラはこう言った』を通じてニーチェと出会い、2年をかけてその生涯と思想世界の作品化を試みる。ミシェル・オンフレによる映画の台本『生成の無垢』に出会い、ドイツ、スイス、イタリアへの現地取材を経て、バンド・デシネとして『ニーチェ―自由を求めた生涯』を刊行に至った

國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、高崎経済大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

27
2012.08.24(つづき)ミシェル・オンフレ、マクシミリアン・ル・ロワ、國分功一郎訳。 2012.08.19 姉に追放されるオーヴァーベック。 ガストは、エリーザベトに従う。 『力への意志』-大きな問題を孕む作品。 1900.08.25、肺炎で死亡、ニーチェ。(お、明日だ-i-miya=死後113年ちょうど)   ◎後世の評価。 ◎自由な精神-今。 ニーチェを読むために。 彼の思想と人生が、批判的モニュメントに満ちていることがわかる。 2012/08/24

i-miya

27
2012.08.14(初読)ミシェル・オンフレ、マクシミリアン・ル・ロワ、國分功一郎訳。 2012.08.14 (カバー) 神の死を宣言し、現代哲学の扉を開けた巨人ニーチェ。 激しいその人生。 生い立ちから、当時の知識人たちとの相克。 哲学者の内面における知的格闘を描く。 今日のヨーロッパで人気の思想書著者によるテクストを下敷きに、気鋭のアーティストが描くオール・カラー、バンド・デシネ(フランス発グラフィック・ノベル)。   2012/08/14

内島菫

25
巻末の「訳者解説」は、ニーチェの人生と思想のポイントを取り出しとても分かりやすく案内してくれる。だから分かった気になるが、それもニーチェを誤解してしまうことになるだろう。ニーチェは解説書ではなく彼自身の言葉を読み、それらをただ孤独に自分で考え続けるしかないのかもしれない。従って訳者の言うように本書は「ニーチェ哲学に入り込むための有効な一助」というよりむしろ、引き返すなら今だよ、という書だと思う。2018/07/23

i-miya

24
2012.08.21(つづき)ミシェル・オンフレ、マクシミリアン・ル・ロワ、國分功一郎訳。 2012.08.19 (訳者解説、つづき) ニーチェの場合、どうしてもニーチェの人生を読まなければならない。 ニーチェ、「すべての高貴な精神と趣味は、それ自身を伝達しようとする場合、その聞き手も選ぶものだ」(『知識』三八一)。 厳密な言葉の定義。 そして、厳密な体系。 それ以外の読み方がないようにする。 2012/08/21

i-miya

23
2012.09.11(つづき)ミシェル・オンフレ、マクシミリアン・ル・ロワ、國分功一郎訳。 2012.08.27 (ワーグナー家、つづき) 大学、といっても、俗物の道は、ごめんです。 どうして、肉を食べないんだ。 私は、ショーペンハウエルを読んだプルタルコスだということです。 モンテーニュか、素晴らしいですね。   (1873、スイス、バーゼル) どうも、教授のニーチェです。 すくない学生。 今年の私の文献学の講義は、ギリシャとローマの修辞学を扱いたいと思います。 2012/09/11

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